皆様こんにちは。
大変ご無沙汰しております。。。という事で前回ブログを更新したのはG.W前なので約2週間ぶりの更新となります。
先月下旬頃から一気に忙しくなりはじめ、今月に入り一気に全開モードに突入、少し遅いバイクシーズ到来といった感じで社内が活気に満ち溢れて来ました。
私は開発担当兼仕入れや部材手配&何でもお手伝いする係なので(笑)、目の前にある開発車両を横目に邪魔をしない程度に量産のお手伝いをする日々で、慌しく毎日を感謝しながら元気に過ごしています。(興味無いですね 笑)
で、本日ですが事務仕事が溜まっていたので強引にデスクワークに切り替え、仕入れの手配等を済ませてからお次はホームページの更新作業等々。
先程、24-ダックス125用ショートオーバルフルエキゾーストの製品ページのUPが完了、そこから各販社さんに送るリリース情報を一斉配信、そして無事完了。
という事でリクエストを頂いていた焼き色チタンを含めコチラでも少し紹介したいと思います。
【24-ダックス125(8BJ-JB06) ダウンタイプフルエキゾースト】 近接:85dB 加速77dB
『6月10日リリース』
・ステンレスサイレンサー仕様 マフラー総重量 2.55kg(純正は5.4kg)
品番 LA1195JM 価格51,000円(税込56,100円)
・焼き色チタンサイレンサー仕様 マフラー総重量 2.41kg(純正は5.4kg)
品番 LS1195JM 価格57,000円(税込62,700円)
・F-BLACK(ステンレスシェル)サイレンサー仕様 マフラー総重量 2.55kg(純正は5.4kg)
品番 LF1195JM 価格 58,000円(税込63,800円)
上記の通りとなってます。
JANコードやその他画像はホームページの製品ページで確認出来ますので宜しくお願い致します。下に貼り付けておきますね。
尚、フロントエキゾースト(FEX)に関してですが、少し前に製品仕様にてご紹介したいと書きましたが、誠に申し訳ございません、ちょっと作業が遅れており量産治具は完成していますが組み立てに至っておりませんです。。。
また当初は黄丸で囲んだこの触媒部分に「触媒番号」を打刻(JMCAルールです)する予定にしていましたが、よくよく考えると何かダサいなぁと。。。笑
で、レーザーマーキングも考えましたがこれもありふれてて何か嫌だなぁと。。。笑
熟考した結果、文字をエッチングしたプレート、サイレンサーエンブレム的なプレートを製作する事にしました。
触媒含め部材の納期が少し掛かりそうで現在のところリリースは7月上旬予定となっていますが、ブログの更新も今しばらくお時間を下さい。
あまりに先に伸びそうなら先に最終仕様のパワーグラフと併せてプロトタイプの仕様で「完了編」のブログ更新をしたいと考えています。
さてダウンタイプフエルエキゾーストに話を戻しますが、今回触媒を前に移設した事で触媒のサイズや内蔵の仕方の変更に伴ってマフラー重量が前モデルより更に軽量化出来ました。
ステンレスモデルで何と約53%、焼き色チタンサイレンサーの場合は55%強の軽量化に成功しています。
純正マフラーはUPタイプになりますから重い重量物が良くも悪くも車体上部にありましたが、マフラー重量が半分以下でエンジン下部分を中心に重量が配分された事により操安性にも良い影響を与えており、車体の切り返しもおそらくビギナーの方でもその違いが分かるかと思います。
ダックス125はタコメーターが無いので横軸を時速にしたグラフが分かり易いかなと思い、上のグラフを出してみましたが、パワーグラフ的には出来る事はやりきった的なグラフとなりますが(笑)、ゼロ発進が良くなった要因として軽量化も貢献してくれているのだと思います。
何度もブログで書いていますが、私は純正マフラーのスタイリングに惚れ込んでいるのですが、オーナーの方なら分かると思いますが、マフラーカバーが結構張り出しているので右足の膝が当たりますよね。。。もちろん全然熱くは無いのですが、私は少し気になります。。。てか結構私は気になります笑
まぁ、長く乗っていると慣れというか気にならなくなってくるのでしょうけど。。。
ダウンタイプのマフラーにすると左右のポジションが同じになるのでスッキリするというかかなり快適なのでこの点に関しては乗っていてのメリットを感じます。
個人的にはパワーフィールと同じ位、ダウンタイプにした時のメリットを感じたりしています。
あとはエキパイレイアウトへの拘りです。
マフラーを購入される際、どの位の人がエキパイレイアウトを気にしているのか、持ち合わせているデータはございませんが、マフラー開発の観点からするとまずはシャーシダイナモや実走テストでエキパイ管長やエキパイ径を選定していくのですが、仮にそのパイプ管長が1メーターだとすると、車体に対してその1メーターをどの様にレイアウトしていくのか・・・実は意味無くクネクネと曲げているのでは無くて、クネクネと曲げる事により、マフラー全体の管長やサイレンサー装着位置を調整しているんですよね。
因みにクネクネ曲げて管長調節せず真っ直ぐのパイプでマフラーを造るとサイレンサーエンドが車体より長くなる事もあります笑
こうした事情を踏まえ、見た目にも配慮しながらクネクネ曲げる事によりバランスを整えながら全体像としての調節を行なっています。
特にダックス125の場合、管長は長ければ長い程、パワー特性が良くなる傾向にあります。
そういう意味においてもマフラーレイアウトは大事で、勿論好き嫌いはあるとは思いますが、そういった事を踏まえてマフラーレイアウトしており、そんなダックス125のマフラーレイアウトは個人的にはお気に入りの一つです。
皆さんにも気に入って頂けたら嬉しいのですが、果たしてどれ位売れてくれるのでしょうか?笑
という事で本日はマフラーリリースのお知らせでした。
来週はCBR400RのJMCA認証試験が控えておりますし、こちらもブログ更新出来ていないものの、開発は佳境に入ってきています。
JMCA認証試験の書類提出は明日までという事で今週後半も引き続き忙しくなると思います。
それでは今日はこの辺りで。