スリップオンにそれをやると危険です。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。
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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様こんにちは。

 

先日、ワクチン接種(モデルナ)2回目に行って来ましたが、昨日見事モデルナアームになり、熱も38度で全身関節痛みたいな感じになってしましました(笑)

 

噂どおり、モデルナ2回目最強でした(笑)ってか、オッサンは副反応がほぼないって巷で言われていましたが、出る人は出ますね。。。(笑)

本当は昨日JMCA認証試験の予定だったので20日にして正解でした。

 

さて、昨日はお休みを頂いて本日出社したら電話で慌てた声で問い合わせがありました。

 

弊社のショートオーバルスリップオンを装着して頂いているらしく、先日SP忠男さんのフロントパイプを装着してみたところ、かなりの爆音になって走れなくなったので対策は無いですか?との事でした。

 

この方は、弊社ホームページ上で他社製エキパイの組み合わせはダメ(違法)だって事と、SP忠男さんのホームページでも純正マフラーか忠男さんとこのスリップオンの組み合わせで使う事を確認していたらしいのですが、ついいやってみたくて。。。と、正直に話してくれました。

 

因みに上の写真のショートオーバルスリップオンですが、真円に置き換えるとφ83で長さは200mmと、かなり小さいサイレンサーになります。インナーバッフルはというと。。。

 

この様に小径サイレンサーにも関わらず、インナーバッフルは入っておりませんが、近接:93dB加速:79dBとしっかり騒音規定値内に収まっております。

 

理由はノーマルマフラーで説明します。

 

ノーマルマフラーはサイレンサー手前の大きなお弁当箱があり、この部分でほぼほぼ消音まで終わっているんですよね。。。

純正サイレンサーを外した状態で車体の個体差にもよりますが、規定値の94dB前後となっています。

純正サイレンサーの役目はパワー特性の適正化と音質向上の役目を果たしている事になりますね。

※ 音量が94dB以下であったとしてもサイレンサーを装着せずに走ると道公法違反になります、念の為。

 

こういう理由もありYZF-R25スリップオンの場合、インナーパイプレスでマフラー開発し、リリースする事が可能となるのですが、あくまでもこれはYZF-R25/R3、MT-25/MT-03の場合であり、結構レアケースです。

 

これは弊社で人気のSS-OVALサイレンサー仕様ですが、上がスリップオンで下がフルエキの画像です。

よく見て頂くとスリップオンの方がサイレンサーが短いのが分ると思いますが、これも純正エキパイのタイコ部で消音が出来ているが所以ですね。

 

後ろから見てみると。。。

サイレンサーが短いスリップオンにはストレートでフルエキの方はインナーパイプが溶接固定で装着されている事が分ります。

弊社の場合は特にですが、この様にスリップオンとフルエキゾーストはマフラー開発のコンセプトが全く違う為、この車種に限らず弊社のスリップオンとフルエキゾーストでさえも互換性はございません。

 

例えばモリワキさんでもフロントパイプをリリースされていますが、モリワキさんのホームページでも純正もしくはモリワキさんのスリップオンの組み合わせ以外、他社スリップオンの組み合わせはしっかり不可と明記されていますし、そもそも互いの会社が同じコンセプトで開発している訳では無いので、安易に装着すると音量違反は勿論の事、性能面でもマイナス作用する事も多々あると思いますので自己責任の範疇とはいえ、やらない事をお勧めします。

 

今回の場合、サイレンサー側の対策は政府の型式認証を取得したマフラーになりますので、音量を下げる場合においても改良(改造)は違法になり、弊社としては「純正エキパイに戻して下さい」とお伝えする事しか出来なく、電話でかみ砕いてご説明をさせて頂き納得頂けましたが、「まさかここまでとは。。。」って、仰っていたのが印象的でした。

 

私自身、真面目の中の真面目といった人間性では全く無く、白黒で物を言う様な事は好きでなく。。。というか、本音は大っ嫌いですが(笑)、私の立場としてはマフラーを通じてお客様と繋がる商売となりますので、安心・安全というJMCAの持つコンセプトを皆様にお伝えすべく、それを多くのライダーにも守って頂ければ大変嬉しく思います。

 

という事で早くも週末ですね。

 

皆様にとっては良い週末を。

それでは。