新年早々、かなり長文です。 | WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様、明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

年末に1日早い休暇を貰い、暖かい国で新年を迎え昨日早朝、日本に戻って参りました。

飛行機で寝れなかった事もあり、夕方少し前まで寝てスッキリ、万全の体勢で本日からでもバリバリ働けそうです(笑)

今回は「常時✈️モード」で電話も繋がらない様にして、プライベートな時間を余す事なく存分に楽しんでみました。

今の時代SNSがありますから、いざとなれば簡単に連絡が付く便利な時代ではありますが、この「常時✈️モード」にする事で自分の脳ミソがそれを理解して完全にスイッチオフ出来た事で心の底からリフレッシュ出来ましたね、

私が業界に入ったのは35年前、そして明日で今の会社に来て30年、そして先代社長と共に「WR'S(ダブルアールズ)」というブランドを興して29年という年を迎えます。

文章が下手なので、その事で年齢が若く想像されている方がいると思いますが(笑)、そこそこオッサンの年齢です、はい(笑)


和興○○、和興△△等々、名前を変更した後に今の(株)和興インダストリーズとなりましたが、元々はアフターマフラーメーカーの下請けで溶接組み立て作業を生業にしてました。

そのアフターマフラーメーカーの社長は私の父親で、私はそこで働いていました。

諸事情は割愛しますが(笑)、そのブランドが父親の手から離れた事もあり私も退社、そして弊社先代社長に声を掛けてもらい、今に至ります。

当時、新規参入が非常に難しい時代でした。

簡単な話、名前が売れてるメーカーしかご飯が食べれない状況で父親の会社にしても凄く人気のあるメーカーでしたが、ブランドを立ち上げた当初2年間で売れたマフラー本数がたったの10本足らず(笑)といった厳しい期間を経て認知度を高めながら有名ブランドへと育っていきました。

そんな事を百も承知で先代社長とブランドを興したのが29年前の3月、そのきっかけを作ってくれたのが(株)ダックスコーポレーションさんです。

当時のモーターサイクリスト誌で各メーカーのマフラーを「ガチンコでパワーチェック」という企画に、メーカー認知度はおろか、商品ラインナップも持っていない弊社を、ダックスさんが『強力なクライアント』としての立場(笑)から推薦、参加させて頂ける事になりました。

先代社長にブランドを興したいと言われて私が出した条件は、「シャーシダイナモを必ず導入する事、研究開発に費やす時間、掛かる経費に対して私を信じてくれる事」でした。

先代社長は、この生意気な若造の私の条件を飲んでくれて、ブランドをスタートさせる事になったのですが、今でも心の底から私を支えてくれた事に本当に感謝しています。

今では開発には当たり前のシャーシダイナモですが、当時はそんな高い機械を持ってるマフラー屋さんは少なく、父親の会社にしてもレース用にエンジンダイナモは持っていてもマフラー開発用のシャーシダイナモは導入していませんでした。

レース人気が凄かったこの時代、マフラーテストはサーキットにおいてレースをする事でマフラーを開発していたんですよね…。

社員全員がレーサーを目指す時代でしたから、それも可能だったと思いますが、私も自分のアイデアをサーキットで試しては造り直して…といった感じで独自理論でマフラー造りを楽しんでいました。

それが、ブランドを興すことでいよいよ真価が試される事となります。

実際に自分で造って、乗って感じてという事をしてたので自信はありましたが、シャーシダイナモに載せて出る結果に対しては期待と不安が半々で、楽しみでもあり、不安でもありましたね。

「ガチンコパワーチェック企画」の結果は上々で、毎月参加させて貰い、毎回好成績を納めた事もあり、商品ラインナップを開始した時からおかげさまで爆発的に売れて、いきなりアフターマフラーメーカーとして認知して頂けた事が今に繋がってると思います。

父親の会社にいる時は午前9時から日付が変わる12時まで皆で残業という…(笑) ブラック甚だしい労働環境にも関わらず、バックオーダー800本とか…(笑)

その後、驚異的にマフラーが売れた時代からは少し落ち着きましたが、ネイキッドブーム全盛はそれに負けず劣らずな感じで、今ではにわかに信じられない状況ですが、そんな時代を過ごせた事を嬉しく思います。

だってもう二度とそんな状況にはならないですからね…(笑)

今も残業はしますが、流石にこんなに遅くまで残業する事はなく、またそんな心身ともに疲弊する様な労働環境は二度と作りませんし、社員には絶対させたくもないですけどね。

 
社員にはバイクだけでなく、沢山の趣味や興味を持ちながら、新鮮な視点でマフラー造りに携わって欲しいと思いますね。

さてさて、思い付きいたまま書いてたら終わりが見えなくなって来ましたので…(笑)

今年もまた一年間、宜しくお願いします。