私は、過去にケガと蜂窩織炎の経験があるため、骨盤がゆがんでいるという自覚がある。後姿を写真に撮ってみると、右側のお尻が少し下がっていて、左側が上がっているのがもろに分かる。
ライター、コンサルタントとして、パソコンに向かっている時間が長いと、骨盤のゆがみにつられて上半身が大きくねじれてくる。私の場合は右肩が前に出て、左肩が後方に吊り上げられる感じにねじれる。
肩だけを直しても、すぐに腰の疲れやわき腹のだるさなどが現れる。
ここ１週間、「骨盤のゆがみを直す」というテーマを設け、手帳にもその旨を書いて、意識しながら過ごすようにした。
・体全体のコリを解消するためのストレッチ
・筋力を保つための筋トレ
・歩くときは「軸足は左（普段とは逆）」という意識をもって歩く
・骨盤まわりのコリを意識的にほぐす
・砂袋（２キロ）を使った運動で上半身のコリをほぐす
・セーリングに備えた腹筋とスクワット
なども積極的にやってみた。
運動のために長時間を確保するのが難しくても、仕事の合間に５分、１０分程度の運動をこまめに続けていくことはできる。そして、こういうことを続けるだけでも、骨盤の位置は是正されている。後姿を写真に撮ると、左右のバランスが取れていることが分かる。努力は報われるのだ。
上半身がねじれてこないので、パソコンに向かっていても疲れにくいのもありがたい。
とはいえ、長い年月をかけてついた体の癖は、たぶん直っている時間のほうがまだ少なく、油断をすれば癖のある姿勢に戻ってしまうだろう。これからも気をつけていこう。
河野陽炎のコンサルティング
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