京都滞在中に訪れたのは、名店
御料理はやし
2階の個室でゆっくりさせてもらいました。
1階のカウンター席に流れる背筋の伸びる緊張感や美しい包丁さばきを間近で眺められる臨場感は格別なもの。
ただ撮影は基本NG。
なので今回は個室の特権、すばらしいお料理の記憶を写真にも
残しておきたいと思います。
はやしさんのお料理は日本料理の王道といった印象。
奇をてらわず、季節や天候によって左右する素材の個性をすり合わせ完璧な一品へ。
どのお料理も繊細で上品で、生意気を言わせてもらうと一つ一つ手が込んでいるけれどそれが必要以上に前面に出過ぎていないというか。
その奥ゆかしさのようなものが、深みとなってじわじわっと
五臓六腑に染み渡る感覚。
思えば人間もそうかもしれないですね。過剰なアピールは自信のなさや不安の表れだったりもするので。いろいろと勉強になります。
そんなことを思いながら、すばらしいお料理の数々を
堪能させてもらいました。
締めのお粥に、
たぶん10個は食べられる自信がある美味シャーベット。
そして、お料理の締めくくりは、
抹茶です。抹茶腕もすばらしかった。
ついさっきまでいた京都駅や四条河原町あたりの喧騒を忘れてしまうくらい、落ち着きのある雅な時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
コメ子。
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