最近、医療のテクノロジー化が加速しています。
Googleとかも本気で取り組んでいますし、ますます発展していくと思われます。
こうなることは普通に考えれば考えられる許容範囲であり特別驚くこともないと思います。
再三、Twitter(@hirokiwachigai)やセミナー中の雑談でテクノロジーの進化に伴う医療、リハビリテーションについての僕の意見は述べていますがどんなに加速しても人は必要だということです。
人は常に考えて考えて生きてきた生き物です。
どうやって世の中を便利にしていくか豊かに暮らせるか?などを追求して生きてきたと思います。しかし、私が生まれた時代はもう既にモノは溢れていました。
テレビ、エアコンはあるし24時間コンビニもあるし何でもありモノが豊かな時代です。更に便利にするためにインターネットがどんどん普及し、今ではインターネットで買い物し家まで届けてくれる便利すぎる時代です。
便利のため今のままでも悪くないという思考が先行し世の中の大半の人は思考停止状態に陥っています。世の中を改革するのはごく少数の方々だというのは過去を振り返ればわかります。
しかし、どんなに便利になっても主役は人であり人がいらなくなるとは思っていません。
これからどんどん便利になれば離職者も増えると思います。
例えば、駅の切符とかなんて昔は駅員さんがいて切符を回収していたが今では、PASMOやSuicaなどで切符を切る駅員などはいらなくなりました。レジだってセルフレジというのが導入され自らバーコードで読み取り会計する形になりつつあります。
そうなると、人は今までみたいに配置する必要はなく、一部の人だけで十分になることは予測がつきます。
そして、世の中で一番無駄が好きな場所が役所と病院、施設です。
未だにインターネットを使っていない場所は多いと思います。手書きとかめちゃくちゃ時代遅れであり、利便性が失われます。
電子カルテ導入は確かに莫大な費用はかかりますが結構な数導入されつつあるようです。情報共有にはかなり便利なツールです。しかし電子カルテも打ち込みではなく音声入力できるようにしたいですね。そうすることでキーボードが不要になります。病院のPCのキーボードなんてかなり汚く感染とかのリスクが高いです。
音声入力ができればそういうリスクが無くなりますしね。
Googleとか音声入力できる機能がありますので既存にある媒体を上手く利用すれば実現可能だと思います。けど、介護事業はまだFAXでの情報交換が主流です。めちゃくちゃ利便性が悪い。個人情報などの問題はありますので仕方ないのですがセキュリティーを高めインターネットを利用し関係者なら誰もが情報へアクセスできるようにしたいですね。
かなり話しはズレましたが、リハビリテーションの現場でもテクノロジー機器どんどん導入されれば必然と人の数は減ると思います。今のままではね。
例えば測定機器の制度が高まればEBM構築とか今より容易になると思います。リハビリテーション分野って薬剤とかと違い前提を揃えるのがかなり難しい。しかしテクノロジー化されれば今よりはEBM構築は容易になると思われます。
どんなに科学が進んでも人は必ず必要であり必要である人物になればいいことです。
時代は常に変化していくものでその変化に適応できるかできないかであるだけのことで今のままでいいと思っていてはこれからは難しいのではと思います。