『松本人志』が『性』について、楽しくまじめに語り合うという新番組が、TVで放送される。と、昨日(R5.10.4)、ネットニュースで紹介されていた。『ジャニーズ帝国』の現況について、言いたいことがあるのかは、不明だが、『吉本帝国』の権力を手中にする『松本』は、過去に、自身の『出版本』にて、『自分の娘が輪姦されても、それはしゃあないと思う。それは自分もやってきたことやから』と、語ったことは、有名な話だ。ジャニーズ事務所の『性加害』が、問題となっているこの時期に合わせて、過去の『性犯罪』を自認している『この男』がしゃしゃり出て、いったい何を語ると言うのだ?。まったくの、『お嗤(わら)い種(ぐさ)』だろう。そして、何よりも不可解なのは、メディア側からの『批判の声』が見当たらないことだ。要は、『マスメディア』が、『不条理なる事象』について、叩いてこなかった『なれの果て』が、手の付けられない『モンスター』を造り出した。という『罪の認識』が、『報道(マスメディア)側』に、見受けられないと言うことだ。『テレビ局』側は、『マスメディアの沈黙』については、認めているが、いったい、何を反省したというのだ。何の罪もない『ジャニーズ・ファン』達は、声を上げるべきだろう。今になってこそ、身をひるがえし、追及する側にいる『マスメディア』であるが、最初から『不条理なる芽』を叩き、摘(つ)んでさえいれば、これだけ多くに膨らんだ『ファン達(国民)』が、『悲しい思い』を、しなくて済んだ筈だ。そして、これらの背景にあるものは、『統一教会問題』と、まったく同じだ。国民は、『この国』の『マスメディア』が、『ジャーナリズム』に関して『機能不全』であることを、深く認識するべきだ。そして、『国民全体』が、常に眼を光らせ、正しい判断のもと、声を上げて行かない限り、その『不利益』は、常に国民に、直接降りかかってくるだろう。哀しいかな、この国の『マスメディア』は、世界にも稀(まれ)な、『特異なる体質』であり、長年、それを容認してきた、この国の政治については、世界でも珍しい『放置国家』であるという話だ。