本日は、10月10日。本日、『ニュースイット』に『橋下徹』氏が出演し、『中国のコロナ対策』について『コロナ初期では、日本も、ウィズコロナではなく、中国の様に、ゼロコロナを目指していたのですよ』。などと、語っていた。毎度、毎度、目先のニュースに絡んで、その場その場で、『共感』を訴求し、局をまたぎ、『国民』を扇動するのもいいが、『限りある財源を無視』するのなら、どんなことだってできるだろう。橋下氏自身は、『日本の国力』を増強するには、何をするべきか?。という、『自分自身で考えた、明確なビジョン』を持っているのか?。それとも、『日本の政治の仕組み』を変える扇動だけは、一切しないのが、信条なのか?。今、言えることは、『中国は、国力を増強する政策を立案し、見事に成功させた』のに対し、『日本は、国力を増強する政策すら立案できないまま、国の借金を増やしながら、30年が過ぎた』。ということだ。仮に、この先、史上類を見ない『超危険なウィルス』が、どこかの国で発生した場合、『中国のゼロコロナ』の様な対策を、今の日本の国力で、対応することができるのか?。現況では、その際に、生き残れるのは、『中国』だけじゃないのか?。国力を失いつつある、今の日本が『ゼロコロナ』など、目指せる訳がないだろう。『ニワトリが先か卵が先か?』という話ではないが、水面上で弾けた泡について、つべこべと語るのではなくて、海底でどんな泡を造るべきかを語ることのほうが、重要だという話だ。それと、国力が衰えていくのは、『政治家』に限らず、メディアに登場する『専門家・コメンテーター』達、しいては、『番組を編成する側』にも、確固とした責任がある筈だ。『橋下』氏が、『法律(弁護士)バラエティ番組』出身だから、視聴率が取れる要素があるからなのかどうか?。は、不明だが、法律面のことを語ってもらうことが必要なら、他の弁護士に頼んでも、結果がさほど変わる訳でもないだろう。TV局側に、何かしらの目論見があるなら別だが、『橋下』氏がいくつものTV局をまたぎ、どこでも同じコメントをすることが、国民のためになることなのか?。TV局に、国の現況を変えたいという意志があるのなら、『専門家・コメンテーター』を、徹底的に吟味して選出する必要があるのではないのか?。それ位に、重要なことである。ということだ。