2月4日、昼。渋谷Milkey Wayで969は『せのしすたぁ』というグループと同じイベントに出ました。

 

せのしすたぁ、名前だけは知ってました。この本のネクストブレイクのページに載ってたので。

せのしすたぁってこういう人たちです。

 

不思議な魅力に溢れたライブをする2人でしたね。アイドルの曲にしては粗暴で、ロックにしてはキュートな。速攻で好きになって、前の方でノリノリで観てたのです。

MCコーナーで、写真の右の子、まおって名前らしいです。いかつい声で超カッコいい。この子がMC中に「水分補給に専念したいから場をつないで」と相方、写真左のゆーたんに託して、ステージ奥で本当に一息ついてしまったのです。

ゆーたんは「私もそんなに喋り得意な人じゃないんだけど……どうしよう、どうしよう、何か訊きたい事あります?」と客にマイクを向けてきたのです。ヲタクはシャイですから、マイク向けられた人はみんな「いえいえ、恐縮です」みたいにマイクをさけます。

俺は良かれと思って、「一昨日あった面白い話してよ」と声を上げました。ゆーたんは「もう一回これ(マイク)に向かって言って」と俺にマイクを向けて来たので、「一昨日あった面白い話してよ」と言い直しました。無茶振りしてみたつもりだったんです。

 

ゆーたん「君は……絶望的に、滑舌が悪いねwww」

 

俺は一瞬、目の前が真っ暗になりました。この感じは、本当に久しぶりだ。

 

俺が放心していると、まおが「ありがとう、滑舌悪いBOYのお陰で間がつなげたよ」と追い打ちをかけてきました。

まお「物販おいで、お礼に無料で写メ撮らせてあげる」

俺たちは固く握手を交わし、せのしすたぁのライブは後半戦に突入しました。俺は放心したままでした。

 

嫌ではなかった。それはひとえに、せのしすたぁが俺を心から楽しませてくれた優れたエンターテイナーだったからです。これを(俺にとっては)死んだ時間にしかならないライブしか出来ない演者に言われたら、俺は怒ってたと思います。

超かっこいいまおからいただいたあだ名だからこそ、俺は終演後、Twitterのアカウント名に『滑舌悪いBOY』を書き足しました。

 

でも、終演後物販には行かなかったです。行きたかったんですけどね。アルバム買う気満々でした。ただ、滑舌は俺にとってかなり根深いトラウマで、これでもだいぶ克服したのですがちょっとショックも大きかったのでね。せのしすたぁトリだったんだよな。真ん中くらいの出番だったら、終演後物販までに気持ちを切り替えることも出来たんだけど。

 

969にはぜひ、もう一度対バンしてもらいたいグループです。