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薩摩藩主・島津家久

<薩摩藩主・島津家久>

琉球王・尚寧

<琉球王・尚寧>

琉球征服」(「島津侵入事件」)は,1609年,日本の薩摩藩の島津氏が琉球王国を征服した事件である。

琉球王国の成立と展開

現在の沖縄にあたる地では,15世紀前半に尚氏によって国家の統一がなされて,琉球王国が成立した。

琉球王国は,中国の明によって冊封体制にもとづく海禁政策朝貢貿易が展開されるなか,明・朝鮮・日本・東南アジアなどとの間で活発に中継貿易を行って,15世紀後半から16世紀前半頃の時期に繁栄した。

ところが,16世紀後半になると,ポルトガル人の進出や明による海禁の緩和などもあって貿易は衰え,また戦国時代に入って軍事的な強化が進む日本の勢力による干渉も強まって,危機を迎えることになった。

「琉球征服」

17世紀の初め,日本で天下統一を果たして江戸幕府を開いた徳川家康は,琉球との国交をめぐる対立を背景に,薩摩藩の島津氏に対して琉球の征服を命じた。

1609年,島津氏は琉球に攻め込み,圧倒的な軍事力によって沖縄の島々を制圧していき,琉球王・尚寧は首里城を明け渡して降伏した。

この「琉球征服」によって,沖縄の地は島津氏を通じて江戸幕府の支配下に組み込まれたが,琉球王国は存続を認められ,中国の明および清に対する朝貢の形式も継続された。こうして,近世の琉球は,日本の統治下に入りながら,中国との冊封関係ももつという「日中両属」の形式をとることになった。

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