今日はかなり涼しくてやっと過ごしやすい気候になってきました
でも風が強いせいかなんかの花粉に反応してるようで鼻がムズムズしてくしゃみが
せっかく気持ちのイイ天気やのに台無しです
さてさて、今日のブログは貨物車の車検についてサラッと書いてみようかと・・・
何の公認かと言いますと、以前にローダウンさせて頂いたときに使用した
そう、6インチロワードリーフに交換した為の公認車検です!
ご存知の方も多いと思いますが、1ナンバーや4ナンバー登録の貨物車に関しては
リーフスプリングを交換すると必ず公認を取る必要があります。
車検証の備考欄に緩衝装置などの記載がある場合は足回りの構造が変更済み
ということになりますね!
一般的なローダウンブロックを取り付けた場合は車検証に記載されてる高さの変更のみ
なのでこのような記載もなく、足回りの構造変更というのは必要ありません。
ちなみにフロントのコイルスプリングもしくはトーションバーを社外品に交換した場合も
公認は必要ありませんよ
でっ、このリーフスプリング変更による公認車検なんですが、実は法改正により
今までの方法では通らなくなってしまったんです
正確に言うと、強度に関する規定がきびしくなり、今までリーフ公認の際に提出していた
強度計算式では強度が足らないってこと
これはリーフスプリングだけのことではなく、エアサスで使用されるエアバッグや
エアスリーブも対象になるみたいですよ。
もちろんハイラックスだけの話ではなく、ハイエースやキャラバンなども含まれますので
貨物登録車でこれからリーフスプリングの変更を考えている方やリーフを取り外して
エアサスを組もうと思ってる方、乗用車のコイルスプリングを取り外してエアサスに
変更しようと思ってる方なんかは要注意です
(すでに車両に取り付けて公認を取得済みの方はまったくもって大丈夫です)
強度が陸運局の規定に達してるものはもちろん大丈夫ですから全てがダメって訳では
ないので検討されてる方は事前に確認してみてください~
このハイラックスは何とか今週末には無事に取得できることでしょう
よく分からないって方や公認車検に関することは当社でも受付できますので
ぜひご相談くださいっ
あっ、車検ついでにタイヤホイールのお話もちょこっとしときましょうか。
このハイラックスに装着されてるホイールですが、
JWLマークのみなので当然車検はNGです。
ですが、アメリカ製のホイールなどでたまーに見かけるDOT-TやT-DOTという刻印、
この表示がある場合は貨物車でも通っております!
これはアメリカ規格の貨物用という意味でして、日本のJWL-Tと同じような
意味合いです。
この刻印で車検にパスできなかった例も陸運局や検査官によってあるようですが、
アメリカの基準に関しては日本でも認められている為ほんとはオッケーなんです
陸運局や検査官によってダメな場合があるってのもおかしな話ですけどね
じゃあ大阪と東京で車検の基準が違うんかって事ですから・・・苦笑
もちろん車検に通るタイヤを装着してるのが前提です!
トーヨーのH20なんかにDOT-T規格のはみ出さないホイールがあればハイエースで
JWL-Tマークがないホイールを装着してても大丈夫って事になりますね
ちなみにこれはアルミホイールでの話ですからスチールホイールにはこのような
規格はありません、なのでデイトナホイールなどは、はみ出してなければOK
あっ、ハイエースは最大積載量が多いのでLT(ライトトラック規格)のタイヤじゃないと
パスできませんが、ニューハイラックスのような積載重量が250kgと軽い車は
タイヤの耐過重が足りていれば乗用車タイヤでも大丈夫なんですよ
たとえば、215/35-18の貨物としてはありえないサイズでも
MAX ROAD 500kgとありますので左右で×2の1000kgがMAXです。
ハイラックスの2WDですと後軸重がだいた600kg程度ですから積載量の250kgを
プラスしても850kgとこのタイヤサイズでもパスできるという計算になります
なので、ホイールにJWL-TもしくはDOT-Tの刻印があれば18インチのこのサイズでも
車検に堂々といけるって話ですよ
かなりややこしいこと書きなぐりましたがご理解いただけました
もしなんか間違いがあれば教えてくださいね
サラッと書くつもりがダラダラと文字ばっかりのブログになってしまいゴメンナサイ
最後まで読んでいただいた心優しい方には感謝です
まぁ~たまにはまじめな内容を書いてみたかったんで勘弁してください(><;)
今日はなんか疲れたのでここまでっ
でわでわ(^^ゞ
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