バリ島の人口が大幅増加、人口密度は日本の2倍 | 世界・アジア・バリ・日本 時事
バリ島の人口が422万人に達し、この2年間だけで33万人も増加しました。
たった2年間で、約8.5%もの増加です。
これは、求職など経済的理由による他の島からの流入が大きな理由のようです。
10年ごとで見た場合でも、2000年~2010年の人口増加率は過去50年で最も高い人口増加率です。

人口密度は、インドネシア平均が1平方キロメートルあたり124人であるのに対し、バリ島の人口密度は1平方キロメートルあたり673人で5倍以上。
もちろん、この数字にはバリ島に滞在する旅行者は含んでいません。
ちなみに、日本の人口密度が1平方キロメートルあたり338人なので、日本と比べても2倍の人口密度です。

インドネシアの都市人口の爆発的増加はすでに国連でも予測されていましたが、いよいよ現実化し始めました。
バリの州政府にとっても、この人口増加への対応は課題となっているようです。