そうして、とうとうセミナー最後の日が終了した! 

 

  ジョッシュは「 お母さんなしで、一人でセミナーをやった!」という事で、感無量といったところだった。

 

  もちろん、受講生である私たちも、感無量だった。

 

  サイエンスの人などは、皆の前でジョッシュから直々に 終了証と花束を手渡されたが、それ以外の人たちは

 

  それぞれの グループ・リーダーから受け取った。 グループのメンバーからの 強い拍手が あちこちで起こった。

 

  その後、集合写真を撮り、そしてジョッシュとレーナのスリー・ショットを撮る為に、終了証とスマホを持って

 

  長蛇の列ができた。

 

  そして その間中にも あちこちで受講生どうしでハグの嵐だった。

 

 

  会場を後にして、私はホテルに戻った。 東京の懐に抱かれて眠るのも、今夜で最後だった。

 

 

 

  翌日、私は機内の窓から、遠ざかる 東京を見つめていた。

 

  Thank you 東京,,,  Good bye 東京,,,.

 

     今回のことは、私にとって 一つの節目、 そして 素晴らしい 経験になった。

 

  私は 満足していた。  静かに目を つぶった,,,,,,。

 

 

  再び 目を 開けると、 懐かしい 故郷の山々が 見えた。

 

  あちこちに 雪が 残っていた。

 

     ( ああ,,,,   雪だ!  まだ こんなに雪が ある! )   少しの期間とはいえ、 私は すっかり東京に

 

  馴染んでしまっていた。

 

 

  ただいま,,,,, 北海道 !

 

  飛行機は 優しく 滑走路に 着地した。