どうして こんなところに お金があるのだろう?

 

 一体、誰が こんな事を?    そして、いつから あったのか?

 

 ( 取り敢えず、落ち着いて 考えてみよう,,,,,,,。 )    私は、考える時間を、自分に与えた。

 

 ( この場所は、自分の車を置くスペースであり、夫の車は 別の車庫に入れるようになって いる。

 

  しかも、おさつのささっていた柱の すぐ横は 壁になっていて 、私は いつもその壁ギリギリに 

 

 停めているのだ。 車と 壁の間は 10センチ程で、夜のうちに誰かが その隙間に入り込むという芸当は

 

  不可能だ,,,,,。  とすれば 昨日のうちに すでに お金があった、という事に なる。

 

 昨夜 帰宅した時に あっただろうか? )   記憶を巻き戻してみたが、どうにも わからなかった。

 

 ,,,,,,,,,,,しかし、 ここは私の車を停めるスペースであり、 私が、一番足を 踏み入れている場所で あった。

 

 おそらく、警察に持って行ったところで、数ヶ月後には、私の元へ戻って来るのが、目に見えて いた。

 

 私は お金をバッグに入れ、 買い物に出かけた。

 

 

 その日、 私は ワンピースを買い アクセサリーを買い 靴を買い バッグを買った。

 

 それが、ほぼその金額だった。   その時はクレジット・カードで買ったが、後日 請求書が来て、入金する為、

 

 銀行へ 行った。

 

 ATMに そのお金を入金する時、 私は 昔話によくある、 小判が葉っぱになった、 という あれ、を

 

 思い出していた。 ので、 機械に吸い込まれて行くお金を見ながら、「紙幣以外の物は、入金できません」

 

 と いつ エラー表示になるかと  私はATMを 凝視していた。

 

 しかし、期待(?)に反して、何事もなく、入金処理は 終了した。

 

  ,,,,,,,あのお金は、一体何だったんだろう?  世の中には、本当に 不思議な事が あるものだ,,,,,,,。