昨日は愛媛県の新居浜リサイクル研究会が行っている
「衣料品のリサイクルによるCO2削減のための活動」の
お手伝いに行ってきました。
代表をしている方とは
地元の創業塾で知り合った起業仲間です。
この活動は衣料品を回収し
その回収した衣料品を
リユース・リサイクルする工場をもつ
有限会社田代商店さんに持ち帰ってもらい
古着や加工品として国内販売されたり
また、海外向けに輸出をしています。
集められた衣料品は次にように販売、加工されています。
1 国内古着
国内の古着SHOPで販売。
年間数百万枚の衣類を提供してるとか。
2 海外古着
主に東南アジアに輸出されています。
普段着などとして使われていて
かなり需要があるそうです。
3 反毛原料
冬物の衣類やスーツは繊維をほぐして
糸や綿、フェルトとして加工し
自動車の内張りや建築材料として使われています。
4 リサイクルウエス
綿素材の材料をウエスとして加工し
拭き取り用の布としての製品を作っています。
5 その他
繊維として難しいものは固形燃料として加工し
ボイラー燃料として使われているそうです。
私たちが出した衣料品はこのように有効に使われています。
1キロの衣料品を燃焼すると2キロのCO2を排出されるとか。
その排出を少しでもこのような形で削減できるといいですね。
先日はこの衣料品回収の行方を知るバスツアーも行ったそうです。![]()
この衣料品回収は
毎月29日(ふくの日)に
「とらおファクトリー」で開催されています。![]()
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(2月は9日になります。)
500グラムのセーター1枚は
風船に例えると64個分のCO2量と同じになります。
この日、64個分の風船を膨らませようと
会場に飾りました。
(私はせっせと風船を膨らませておりました)
衣料品を持ってきてくださった方には
衣料品1キロに対し2倍のCO2削減できました
ということでポイントカードを発行します。
また、持ってきてもらった衣料品1キロに対し
1円の金券として市民団体に寄付できる仕組みづくりも
行っています。
今度、1月18日には新居浜市のお祭り「はまさい」でも
衣料品回収を行うそうです。
(10時~16時、伊予銀行登り道支店付近にて行います。)
もしこの活動に関心を持たれた方は
ぜひ立ち寄ってみてください。
地球温暖化防止のためには
衣類を無駄に買わないことも必要です。
年末年始、あれこれと買い物に出かけ
ついつい財布のひもがゆるみがちですが
本当に必要なものは何かを考えて
購入していきたいですね。![]()




