どうもこんにちは爆笑

暖かったり寒かったりよくわからない天気が続きますね。ずっとステイホームで子供の送り迎え以外に外出てないと日中の気温の雰囲気はあまりわかりませんが、、、。散歩しないといけないですね、、、。暖かくなってきたらまたランニングしていきたいです笑。


さて、今回も和室です。
まずは障子を閉じたバージョン。

格子が少し大きい感じなのが特徴ですね。向かいの家の植栽が良い借景になっております。


障子を閉じるとわからないですが実はこんな風に鴨居の枠は浮いてます。

なので障子を閉めて和室の中から見るとこんな風になります。和室の天井の一部がない!


この状態になることを知ったのは設計がかなり進んだ後でした、、、。一畳くらいの大きさです。
和室の中からリビングのダウンライト見えるじゃない、、、。これでは障子閉じても落ち着きません。

これには設計チームに流石に待てをかけましたが直すのは非常に困難な状況でした。かなり侃侃諤諤の議論となりました。喧々囂々も少し入りつつ前向きにアイデア出さないといけないので冷静に対応方法を考えました。この天井抜けをなくすには和室を狭くしないといけなかったです。
和室は4帖半で正方形でないのは嫌だったので絶対拒否でした。





そして行き着いた答えがコレでした!






畳に寝転んで撮影してみました↓










なんということでしょう!













なんということでしょう!









なんということでしょう!



しつこいですね笑。






なんと天井が閉じます笑!


某番組に出てきそうな「匠な」感じでしょ笑。
この「スライド天井板」のお陰で和室の内側にいる時は閉じられた空間にいることになります。

四畳半の和室の良いところは天井が低くて囲まれ感があるところです。この仕掛けはかなり効いていて、開いてる時と閉じている時で落ち着く感じがかなり違います!
特にこの和室の天井高は2200mmなので囲まれ感がハンパないです笑。


ということで、普段は開け広げてリビングとのつながりを維持したリビングの延長で、、、


天井と障子を閉めると閉じられたプライベート空間になります。障子なので少し緩やかな閉じられた空間ですけれども笑。

というように面白い匠なギミック付き和室が出来上がりました。
リビングのモジュール部分と和室のモジュール部分が噛み合った感じの面白い空間を維持しつつ開放感も維持しつつ。

これぞ設計事務所と工務店で建てる注文住宅、って感じじゃないですかね笑。柔らか新発想?も意外と実現可能です。

間取りの都合上で和室を狭くではなく、ぜひこの考え方を取り込んで頂いて正方形の四畳半を作ることも検討してみて頂くのもオススメです!


続きます音符