　基本的なヨセの復習です。

　テキストは囲碁将棋チャンネルの初級囲碁講座～めざせ！５級～王景怡の「ヨセはＯＫ」です。

王景怡（おうけいい）

1986年7月9日生まれ　東京都出身

実父　王立誠九段

2008年　プロデビュー（初段）

2017年　三段に昇段

日本棋院中部総本部所属

　YouTubeにある「美人で有名な囲碁女流棋士５選」のお一人です。

　他は、下坂美織三段、藤沢里菜女流本因坊、梅沢由香里六段、宮本千春初段の４名です。あくまでも個人の好みによるものと思います。　

第１回　０目と１目の見分け方

　碁の１局は２００手以上になることが普通です。序盤、中盤、終盤と進んで終局しますが、中盤の戦いが終われば一括りにヨセと呼ばれたりします。１００手以上もヨセを打っている、ということも普通です。

　この講座は、そんなヨセの中の最終局の部分を扱っているようです。

【図①】

　黒番です。ＡとＢのどちらに打ちますか。

【図②】

　正解は黒１（Ａ）です。１目の地を増やすことができました。一方、黒Ｂと打っても地は増えません。Ａの手は１目の手ですが、Ｂは０目の手です。

　なお、ヨセでは、０目の手は価値のない手ですから、最後に打つことになります。「最後にダメを詰めて終局」のダメです。

　なお、白から打つ場合も白１（Ａ）です。白地が増えるわけではありませんが、黒が１目増えるのを阻止している手だからです。

【図③】

　黒番です。ＡとＢのどちらに打ちますか。

【図④】

　正解は黒１（Ａ）です。Ａの手は１目の手ですが、Ｂは０目の手です。

　白から打つ場合も白１（Ａ）です。

【図⑤】

　黒番です。Ａ、Ｂ、Ｃのどちらに打ちますか。

【図⑥】

　正解は黒１（Ｂ）です。Ｂの手は１目の手ですが、ＡとＣはダメ（０目の手）です。白から打つ場合も白１（Ｂ）です。

【基本】ヨセ①