昨日から雨。
やっぱり梅雨時期だね~って思うけど、明日からの天気予報に雨マークなし(笑)
山口県の梅雨入りはいつになるやら(^_^;)
おはようございます(*^_^*)
彫刻刀が語りかけてくる。木彫家の大二郎です。
彫刻刀はただの道具。
木彫りをするためのただの道具。
そう思います?
確かに間違ってはないけど、実は彫刻刀とも会話が出来るんです(*^_^*)
僕は変な人ではありません(笑)
木彫り入門通信講座web「D.Family」の生徒さんから研ぎ依頼として届いた彫刻刀。
写真を撮ると刃の状態がよくわかる。
刃先は欠けて、全体的にギザギザしてるのがわかるくらい刃こぼれしてる。
刃を見るだけで彫刻刀が僕に語りかけてくるようです。
「よく頑張ったね」
そう彫刻刀に話しかけたくなる。
木彫り初心者の時はなかなか刃物の使い方が身に付かないもので、こうして刃先を中心に刃が欠ける事もしばしば。
欠けてしまうのはしょうがないと思うんです。
でもその欠けに気づく事が大事。
そして欠けたという事は彫刻刀の使い方が良くなかったという事なので
どうしたら欠けないのかを考える必要がありますね。
刃先が欠けるっていう事は無理な力がかかった証拠。
もちろんどこかにぶつけて刃先が欠ける事もあるのでそういう場合は別ですけどね。
僕も昨日刃先をぶつけて欠けさせてしまいましたぁ・・・(ショック)
彫刻刀の使い方を修正していくのはもちろんなんですけど、
実はもう1つこの刃先の欠けに対応する方法があるんです!
研ぎ。
これはやる人とやらない人が居ると思うんですけど、
何も考えずに欠けた部分がなくなるまでただ研ぎ直すのも1つ。
もう1つの方法は次に欠けにくくなるように研ぎ直す。
欠け具合にもよりますが、今回のような欠けと刃先の状態を考えると
僕は欠けにくくなるような形に研ぎ直します。
それがこの彫刻刀の持ち主である生徒さんに合わせた研ぎ方で、
「彫刻刀は育てるもの」という僕の持論に沿ったものでもあるんです(*^_^*)
誰に研ぎ依頼をするのかにもよりますが、
機械でちゃちゃっと研ぎ直しちゃう人も多いんですよね。
でも僕は手を動かして1本1本研ぎ直す。
だからこそ彫刻刀の状態を見ながら持ち主である木彫り入門通信講座web「D.Family」の生徒さんに合わせた研ぎをする事が出来るんです(*^^)v
今の状態よりも欠けにくい形に研ぎ直す。
それでまた使ってもらって、
それでも刃先が欠けるようならまた状態次第で更に欠けにくい形に研ぎ直す。
木彫り初心者であっても彫り続ける事で技術が身に付いてきますからね!
そして欠けなくなったら今度は切れ味を重視した研ぎ方に変えていく。
生徒さんに合った彫刻刀になるように研ぎを調整するんです(*^_^*)
彫刻刀を育てていく。
ここにあるのは機械的な作業ではなく、
心なんです(#^.^#)
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