黒沢ビルの続きです。
ビル一階の一番手前に小さな応接室があります。
入り口のステンドグラスです。
言ってみれば、三知氏の遺作となったはずですので、もっと細かく花弁などを入れる
こともできたところを、このフワリとしたお花の表現をされたんだな~と拝見しました。
1枚目の奥に写っていたのが、椿のステンドグラス。
もう、ステンドグラスというより、掛け軸の代わりのような雰囲気を感じました。
下足番のいた空間との間のステンドグラスです。
この窓の形は、ビルの外観の窓と同じですね。
その奥には、和風なステンドグラスが入っています。
ちょっと、ステンドグラスというより、書院障子と書院欄間みたいだなと思いました。
水の流れと小鳥がデザインされていました。
このステンドグラスは、外に面している訳ではなく、地下室から上がってきた空間に
面していました。
この部屋の照明も凝っています。
6面全部違う柄が入ってるというのに驚かされます。
さらに、下の面のスリガラスにも・・・
見えにくいですが、裸婦の模様が入っているのです。
こちらは、直接、訪ねて、ご自身の目でご覧ください。
続きます。