今年は風が強い日が多く、
氏神様を祀る祠が何回か風に飛ばされ壊れてきました。
そこでちょうど根張り付きの太い丸太があったので、
これで祠を自分たちの手でと仕事の合間に作っています。
最初に上下を揃えて先ずは大きくカットを始めます。
最初は屋根の部分からカットしていきます。
まっすぐ切っているように見えますが、
祠の屋根は曲線ですから、曲線に切っていきます。
屋根の曲線を強調したいので
祠の曲線をどうやって出そうかと考えた末に、
曲線を重ね合わせるようにしてみました。
今度は氏神様を祀る祭壇づくりです。
くりぬけば簡単ですが、チェーンソーで穴を掘っていきます。
氏神様の背が祭壇の高さより高いので、
チェーンソーでその分を上に掘っていきます。
細かい作業なのでキックバックに気をつけます。
ちょっと窮屈そうですが、しっかりと祭壇に入ることができました。
氏神様、丸太の中の居心地はどうでしょうか?
重厚感たっぷりの祠になりました。
ちょっと屋根に違和感があるかもしれませんが、
最初は曲線を組み合わせた屋根だけの予定でしたが、
壊れた祠の一部分を使いたかったのと、
棟を使えば一目で祠とわかるので取り付けました。
後ろかたに大きな根張りがあるので、
どんな風が来ても後ろに倒れることがありません。
本日はここまで。
次回は祠の扉をつけて、
屋根を塗り替えて、
神主さんにお祓いをしてもらいます。