お疲れ様ですWOOD赤松です。
ウッドショックの影響で製造価格が上昇しています。
北米材以外も海上運賃や、為替の問題で価格が上昇中で対応が非常に難し状況です。
先日ひさびさに入荷した樺桜です。
近年は西南桜との差別化が微妙となり、当社でも西南桜を中心に取り扱いしておりましたがお客様からの要望もあり樺桜を工場側へ発注し多くない量ですが入れました。
自然オイル塗装 プラネットカラー ハードクリアオイルを塗装しました。
この手の色の画像は忠実に色の再現が難しいです。
ほんの少しのカスリが含まれる場合があります。感覚的には10-20枚に1枚程度、ほぼ目立たない程度です。
製造時に極力外して欲しいと要望も出しましたので。
この樺桜もぎりぎりだったのか、次回入荷時には結構製造原価が上がると工場側よりお知らせがありました。
在庫もかなり減りつつありますので
グレードのお話!!
一般的に海外の製造工場での各樹種の取り扱いで、節の有無や大小、白太、心材、かすり、入り皮などなどの混入具合でABCDとグレード分けされています。
あと、UNI材などは接続枚数も影響します。
※このUNIの接続枚数が実は曲者
UNIは一般的に3‐6枚継ぎ、A、Bのグレードの物は5枚以内、ABC,Cでも5枚以内の物もあります。この継ぎ枚数が多いほど安く仕入れれます。
ただし、あくまでも工場基準なので工場によりグレードの取り扱いが変わります。
国内での販売するときの、グレードの標記もメーカーそれぞれ様々で。
当社も当初は、ABCDグレードで表記しておりましたが、樹種間のバランス、当社が物を見て判断する基準として
プレミアム、セレクト、ナチュラル、ワイルドと表記に変更しております。
参考までに、工場製造等級も、商品詳細には明記しております(一部当社取り扱い材で無いものは詳細は未)
以前お客様用に作った画像で、西南桜のナチュラル(C)グレードとワイルド(D)グレードの比較画像です。
これを節ありと一言で纏められるとお客様は困惑しますよね。
この画像だと解らないですが、ワイルドグレードは少ないですが6枚継ぎが入ります。
さて、当社でなぜABCD等級表示を止めたのかと言えばアカシアが原因でした。
当社提携工場で、まったく節の無い、白太の無いAグレード商品を作って欲しいと依頼したところ
Aはこれだと。
出来上がった商品がこちら。これをAグレードとして当社で取り扱うのはちょっと・・・・
その工場ではAだがどうよく見てもABまたはBですね。
白太はほぼ外せましたが、小さめの節がチラホラ
と言うことで、工場製造グレードはAだけど、当社でセレクトグレードとして販売しました。
参考までに、全く節の無い、白太の無いアカシアは他の工場では製造可能な工場もありますので。
グレードを当社基準では、
A | プレミアム |
AB | セレクト+、セレクト |
B | セレクト |
C / BC | ナチュラル |
ABC | ナチュラル |
D / CD / ABCD | ワイルド |
と基本的な位置づけとしております。(一部例外あり)
woodakのmy Pick