サラリーマンのいいところ | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

大学を卒業後、映像制作会社の正社員として6年間働きました。

いい社員だったかというと

全然そんなことはなかったです。

決して謙遜ではありません。

 

大して仕事もできないくせに

偉そうに文句ばっかり言っていたなあ。

 

そんなダメ社員だった私に

仕事の基礎を叩きこんでくれたのは

1人の女性上司でした。


優秀な上司の元で働くのは大変でした。
「言われたことだけをやっているなら、
有留さんは必要ないんだよ」
とよく言われました

滝汗

 

その一方、できたことはちゃんと褒めてくれたので
自信にもなりました。

部下として2年働いて、
彼女は他の会社に移っていきました。
ヘッドハンティングです。

彼女が「一緒に行こうよ」と誘ったのは
私ではなく、別の人でした。

なんか、ショックでしたねー。

彼女と働いて、
自分も少しは仕事ができるつもりになっていたんです。
今考えると、笑えるニヤニヤ

自分と同程度に仕事ができる人じゃなければ
責任もって連れていけないのにね。
そんなこともわからないくらい、私は子どもでした。


その後、私も退社し、フリーランスで働くようになって
サラリーマン時代の経験がすごく役に立ちました。

サラリーマンは、
やったことがないこと、苦手なことでも、
仕事として命じられたら
それをやらないわけにはいきません。

私が在籍していた会社は大きな会社ではなかったので
経理的なことから、イベント制作、スケジュール進行など、
幅広い仕事が降ってきました。

どれもこれも、サラリーマンだから経験できたことばかりです。
個人で仕事をしていたら、一部しか見ることができなかったはず。

おかげで、たいていのことに対応できるようになりました。


私はフリーランスの働き方が合っていると思っていますが、
強制的にいろいろなことにチャレンジさせられる
サラリーマンがちょっと羨ましかったりもします。


元吉本興業の名物広報マンにして謝罪マスターの
竹中功さん。
昨年取材させてただき、上司のあらゆる無茶ぶりに
全力で取り組んできたことを聞きました。

 

新卒で入社した竹中さんは

同期の中でただ一人、できたばかりの

「宣伝広報室」に配属されるや、

 

編集長やって!(マンスリーよしもと)、

学校つくって!(NSC)、

新喜劇、建て直して!(吉本新喜劇の復興)

あと、謝っといて!(謝罪会見)

 

と、次々に無茶ぶりの嵐。

普通ならプレッシャーに押しつぶされるところですが、

竹中さんの返事はただひとつ、

「わかりました!」のみ。


サラリーマンのいいところは、会社から次々にミッションを与えられることです。
自分がやったことのないジャンルや、苦手なジャンルの課題も投げられるので、
苦労もしますが、いくつになっても成長できます。
『お金をかけずにモノを売る広報視点』竹中功著(経済界)


サラリーマン当時の私は、仕事をやらされてる感が満載だった。
在籍中に、竹中さんのように、ひとつひとつの仕事をとらえられていたら、
また別の成長があったかもしれないな、と思ったりします。