宮島オールレディース
シリーズ最終日を迎えました。


"イン逃げ"が9本決まった
今日のレース結果は、

1R ①原 加央理 1コース逃げ
2R ①菅野はやか 1コース逃げ
3R ①向井田真紀 1コース逃げ
4R ①小野 生奈 1コース逃げ
5R ①山川美由紀 1コース逃げ
6R ①川野 芽唯 1コース逃げ
7R ⑤中谷 朋子 3コース抜き
8R ①滝川真由子 1コース逃げ
9R ①遠藤 エミ 1コース逃げ
選抜戦10R ①山川美由紀 2コース差し
選抜戦11R ①岸  恵子 1コース逃げ
優勝戦12R ③平山 智加 3コース差し

【今節上がりタイムベスト5】
1 渡邉 優美 1'48"9 (5日目12R準優)
2 小野 生奈 1'49"5 (最終日4R)
3 渡邉 優美 1'49"6 (2日目12R)
4 渡邉 優美 1'49"7 (4日目6R)
4 渡邉 優美 1'49"7 (2日目5R)

【今節の部品交換状況】
日高 逸子 ①リング1本・ピストン2個、
       ②リング1本・ピストン2個、④電気一式
山川美由紀 ④リング1本・ピストン2個・クランクシャフト
本部めぐみ ⑥ギヤケース
中谷 朋子 ②キャブレター、③ギヤケース
川野 芽唯 ③リング1本
小野 生奈 ①ギヤケース、②キャリアボデー、④リング1本
谷口 佳蓮 ③キャリアボデー
筒井 美琴 ④リング2本
(※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換)

【今節支部別1着回数】
福岡支部 18勝 (渡邉優6、川野3、小野3、藤田2、野田部2、中尾優1、奥村1)
香川支部 13勝 (平山6、松尾夏4、山川美3)
広島支部 11勝 (海野7、向井田3、菅野1)
徳島支部 6勝 (岸5、赤井睦1)
長崎支部 4勝 (滝川真4)
埼玉支部 3勝 (原3)
滋賀支部 3勝 (水口2、遠藤1)
大阪支部 3勝 (五反田2、高橋1)
兵庫支部 3勝 (中谷3)
東京支部 2勝 (後藤2)
三重支部 2勝 (加藤綾2)
山口支部 2勝 (片岡1、福山1)
福井支部 1勝 (藤堂1)
佐賀支部 1勝 (野田な1)
愛知支部 0勝 
群馬支部 出場なし
静岡支部 出場なし
岡山支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 37勝 (逃げ36、抜き1) ※イン1着率51%
2コース 10勝 (まくり5、差し5)
3コース 7勝 (まくり3、差し2、まくり差し1、抜き1)
4コース 12勝 (まくり7、差し4、抜き1)
5コース 6勝 (まくり差し4、まくり2)
6コース 0勝 







(藤堂里香選手と遠藤エミ選手)
遠藤エミ選手は9Rでイン逃げ快勝。

コンマ06のトップスタートで逃げ切り、
待望の今節初白星で締めくくりました。

今節は初日に妨害失格を喫して
賞典除外となったこともあり、

2日目からは各レース後のエンジン吊りのときに
誰よりも早く揚降機前に駆けつけるなど、
若手選手たちに混じって"新兵"となり
率先してピット内の仕事をこなしていた遠藤選手。

女王のプライドを一旦捨てて
ルーキーのように動き回った一節が終わり、

次節は10/1からGⅠびわこ周年に参戦。

今度は女王の誇りを胸に
地元周年で大暴れしてきてほしいところです。


(小野生奈選手と川野芽唯選手)
小野生奈選手は4Rでイン逃げ快勝。

コンマ05のトップスタートで逃げ切り、
今節3勝目をマークしました。

今節は2連対率45位のワースト64号機を引き、
初日にギヤケース、2日目にキャリアボデー、
4日目にリング1本を交換するなど
整備を重ねる忙しい一節でしたが、

3・2・3・5・3・1・1・3・③・1・2着の
"準オール3連対"と底力を見せる一節に。

今日4Rの勝ちタイムは1分49秒5
今節二番時計の好ラップでした。



川野芽唯選手は6Rでイン逃げ快勝。
今節3勝目をマークしました。

次節は9/30からの福岡オールレディースに参戦。

今年3月の福岡オールレディースで
見事に優勝を飾った川野選手。
大会2連覇を狙う戦いに注目です。

 

※↓3月参照

 



地元の向井田真紀選手は3Rでイン逃げ快勝。
コンマ13のトップスタートで逃げ切りました。

今節は5・2・2・1・2・2・3・1・⑤・1・3着で、
1着3本、2着4本、3着2本の活躍に。

節間3勝で自己ベスト更新となっています。



宮島の現モーターは今節で使い納め。

宮島はこのあと1カ月ほど休催があり、
次節10/17から新モーターに切り替えです。








さて話題は優勝戦へ。


(①渡邉優美選手)

(②海野ゆかり選手)

(③平山智加選手)

(④松尾夏海選手)

(⑤藤堂里香選手)

(⑥後藤美翼選手)


【優勝戦12R出走表】
①渡邉 優美 (優出66回目、優勝13回)
②海野ゆかり (優出271回目、優勝61回、宮島6V)
③平山 智加 (優出148回目、優勝37回、宮島2V)
④松尾 夏海 (優出26回目、優勝2回)
⑤藤堂 里香 (優出14回目、優勝1回)
⑥後藤 美翼 (優出10回目、優勝2回)



コンディションは追い風4m、波高4cm、
気温27℃、天候:くもり。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ09、15、10/09、15、25

1マークで仕掛けたのは②海野選手。
①渡邉選手の背後からツケマイを狙います。

しかし①渡邉選手がこれをブロックしながら先マイ。
②海野選手は大きく外へ流れました。

ただ①渡邉選手も張って回ったぶん
ターンがやや外へ膨らむ格好に。
内懐にスペースが空きました。

するとこれを見逃さなかったのが③平山選手。
ブイ際を鋭く差して抜け出してきます。



バック直線に出ると①渡邉選手と③平山選手が
ピッタリ並んでラップ状態に。
2艇のマッチレースとなりました。



そして迎えた勝負の2マークは、
③平山選手が内有利に先取り。

①渡邉選手は差し返しを狙うも
あと一歩届きませんでした。

その後も①渡邉選手が逆転を狙って
気迫の猛追を見せたものの、
③平山選手がしのぎ切ってVゴール。

赤いカポックでフィニッシュラインを駆け抜けました。


【優勝戦12R結果】
1着 ③平山 智加 3コース ST.10
2着 ①渡邉 優美 1コース ST.09
3着 ④松尾 夏海 4コース ST.09
4着 ②海野ゆかり 2コース ST.15
5着 ⑥後藤 美翼 6コース ST.25
6着 ⑤藤堂 里香 5コース ST.15
決まり手=差し
2連単③① 1570円(6番人気)
3連単③①④ 5410円(17番人気)







今節も波乱含みの決着となった
オールレディース優勝戦。

今期に入ってオールレディースは
12節行なわれていますが、
優勝戦1号艇は3勝9敗(1着率25%)という
信じがたい成績になっています。

【今期オールレディース優勝者】
5月唐津  山下 夏鈴 6号艇・5コースまくり
5月徳山  平田さやか 6号艇・6コース差し
6月江戸川 長嶋 万記 2号艇・2コース抜き
6月下関  櫻本あゆみ 1号艇・1コース逃げ
6月若松  堀之内紀代子5号艇・5コースまくり
7月浜名湖 淺田千亜希 6号艇・6コースまくり差し
7月大村  浜田亜理沙 1号艇・1コース逃げ
7月蒲郡  松尾 夏海 5号艇・6コースまくり差し
8月びわこ 平田さやか 6号艇・6コースまくり差し
8月桐生  松本 晶恵 1号艇・1コース逃げ
9月多摩川 中谷 朋子 4号艇・4コース恵まれ
9月宮島  平山 智加 3号艇・3コース差し


またオールレディースは今節で通算229節目ですが、
優勝戦で3コースが勝ったのは
これが7件目という珍しいケース。

優勝戦での"3コース差し"決着は
オールレディース史上2件目です。

【オールレディース優勝戦 3コース1着】
15年11月 唐津  中谷 朋子 3コースまくり差し
16年8月 びわこ 喜井つかさ 3コース差し
16年10月 児島  守屋 美穂 3コースまくり
21年6月 桐生  寺田 千恵 3コースまくり差し
22年3月 津   佐々木裕美 3コース恵まれ
23年1月 鳴門  堀之内紀代子 3コースまくり
23年9月 宮島  平山 智加 3コース差し







①渡邉選手は無念のイン戦2着。
今年3回目の優勝はなりませんでした。

それでも連日快速タイムを叩き出して
大いに見せ場を作ってくれた渡邉選手。

【今節上がりタイムベスト5】
1 渡邉 優美 1'48"9 (5日目12R準優)
2 小野 生奈 1'49"5 (最終日4R)
3 渡邉 優美 1'49"6 (2日目12R)
4 渡邉 優美 1'49"7 (4日目6R)
4 渡邉 優美 1'49"7 (2日目5R)


準優で出した1分48秒9が今節の最速ラップに。

渡邉選手の節間トップタイムは

実に今年7回目となっています。

【渡邉優美選手 今年節間トップタイム一覧】
1月 福岡正月レース
3月 大村一般戦
6月 若松オールレディース
7月 福岡一般戦
8月 下関一般戦
8月 浜名湖ヴィーナスシリーズ
9月 宮島オールレディース

次節は9/30からの福岡オールレディースに参戦。
地元Vをめざす戦いに注目です。

そしてその後はGⅠ福岡周年(10/10~15)、
蒲郡SGボートレースダービー(10/24~29)と
記念戦線に挑む渡邉選手。
目が離せない戦いが続きます。






勝った平山選手は通算38回目の優勝。

5月の丸亀GWレースに続く
今年2回目の優勝となりました。

【通算優勝回数ベスト15(女子)】
1 山川美由紀 80V
2 日高 逸子 76V
3 寺田 千恵 72V
4 田口 節子 69V (今年1V)
5 海野ゆかり 61V (今年1V)
6 鵜飼菜穂子 56V
7 横西 奏恵 46V
8 谷川 里江 45V
9 淺田千亜希 41V (今年1V)
9 長嶋 万記 41V (今年6V)
11 遠藤 エミ 39V (今年1V)
12 三浦 永理 38V (今年3V)
12 平山 智加 38V (今年2V)
14 平高 奈菜 33V
15 守屋 美穂 31V (今年4V)

宮島では19年のヴィーナスシリーズと
昨年12月の男女ダブル戦に続く
当地3回目の優勝となっています。



今節の平山選手は1・1・1・3・3・1・4・2・①・①着

初日から5コースまくり差し、4コース差し、
3コース差しで開幕3連勝をマークするなど、
好走を連発して予選3位に入る活躍。

そして準優でイン逃げを決めて優出切符をつかむと、
優勝戦では3コース差しで頂点へ。

ちなみに平山選手はこれが通算38回目の優勝ですが、
優勝戦3号艇では初Vとなっています。

【平山智加選手 優勝戦枠番別1着回数】
1号艇 28勝 (逃げ27、抜き1)
2号艇 7勝 (差し4、まくり2、抜き1)
3号艇 1勝 (差し1)
4号艇 1勝 (抜き1)
5号艇 1勝 (まくり差し1)
6号艇 0勝


平山選手の今後の出場予定は、
桐生一般戦(9/28~10/2)
江戸川3Daysバトルトーナメント(10/7~9)
平和島オールレディース(10/16~21)
多摩川一般戦(10/25~30)
常滑一般戦(11/3~6)
GⅠ大村周年(11/11~16)

このあとは"関東地区4連戦"に臨む平山選手。

次節の桐生一般戦には池田浩二選手ら
強豪も多数参戦するだけに楽しみです。

この優勝でクイーンズクライマックス出場が
かなり濃厚となってきた平山選手。

年末に向けてさらにリズムを上げてくるのか注目です。

平山選手、おめでとうございました。




【宮島オールレディース 歴代優勝者】
14年度 中谷 朋子(兵庫)
15年度 遠藤 エミ(滋賀)
16年度 松本 晶恵(群馬)
17年度 海野ゆかり(広島)
18年度 今井 美亜(福井)
19年度 大山 千広(福岡)
20年度 西村美智子(香川)
21年度 鎌倉  涼(大阪)
22年度 寺田 千恵(岡山)
23年度 平山 智加(香川)











【'23 女子賞金ランキング】 (9/22現在)
1 遠藤 エミ 39,621,000円★
2 守屋 美穂 34,827,000円
3 長嶋 万記 34,326,000円
4 高田ひかる 31,752,000円 (F休み:10/7~1/4予定)
5 渡邉 優美 30,901,000円★
6↑平山 智加 28,064,000円★
7↓浜田亜理沙 27,948,000円
8 川野 芽唯 26,952,000円★
9 三浦 永理 26,114,000円
10 倉持 莉々※25,813,000円 (※斡旋辞退:~12/31)
11 寺田 千恵 25,490,000円
12 田口 節子 25,232,000円
13 中谷 朋子 24,381,000円★
14 西橋 奈未 22,993,000円 (F休み:9/15~11/13)
15 大瀧明日香 22,905,000円
16 小芦るり華 22,518,000円
17 堀之内紀代子22,063,000円
18↑宇野 弥生 21,726,000円
19↓細川 裕子 21,646,000円
20 藤原 菜希 20,918,000円
21 大山 千広 20,787,000円
22 岩崎 芳美 20,341,000円
23 清埜 翔子 20,121,000円
24 平田さやか 19,951,500円 (F休み:10/10~11/8)
25 金田 幸子 19,771,000円
(※★は今節宮島出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓)


【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝6回 長嶋
優勝5回
優勝4回 守屋、浜田
優勝3回 堀之内、三浦
優勝2回 中谷、平田、平山、渡邉優、大山、西橋
優勝1回 岩崎芳、海野、淺田、田口、宇野、西村美、
      松本晶、川野、鎌倉、櫻本、遠藤、清水沙、
      喜井、松尾夏、後藤、高田ひ、倉持、
      小芦、山下夏、西岡成、上田、高憧

【F休み中の女子レーサー】
垣内 清美 8/28~9/26、10/3~12/1(F2、30+60日間)
谷川 里江 8/28~9/26
坂野さくら 8/28~9/26
登 みひ果 8/28~9/26
寺島 美里 8/29~9/27
大豆生田蒼 8/31~9/29
西村美智子 8/29~10/2(35日間)
武藤 綾子 9/4~10/3
平川 香織 9/4~10/3(女子戦準優F)
吉田 彩乃 9/4~10/3、10/13~12/11(F2、30+60日間)
内山 七海 9/4~10/3
大廣 咲季 9/4~10/3
村上 奈穂 9/4~10/8(35日間)
今井 裕梨 9/11~10/10(女子戦準優F)
米丸 乃絵 9/13~10/12
清水 未唯 9/18~10/17、10/25~12/23(女子戦準優F、F2、30+60日間)
森岡 まき 8/21~10/19(F2、60日間)
福岡 泉水 8/21~10/19(F2、60日間)
清水 愛海 8/24~10/22(L休み30日間+F休み30日間)
水野 望美 7/29~10/26(F2、90日間)
戸敷 晃美 9/11~11/9(F2、60日間)
西橋 奈未 9/15~11/13(F2、60日間)
土屋  蘭 8/18~11/15(F2、90日間)
永井 聖美 8/29~11/26(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
渡辺 千草★9/24~11/22(F2、60日間)
土屋  南 9/25~10/24
山下 夏鈴 9/29~12/27(女子戦準優F、F2、90日間)
高田ひかる 10/7~1/4(F2、90日間、QC出場の場合は変更)
平田さやか 10/10~11/8(女子戦準優F)
落合 直子 10/13~11/11
井上 未都★10/14~12/12(F2、60日間)
野田部宏子★10/16~1/18(F2、95日間)
深尾 巴恵 10/18~11/16(女子戦準優F)
片岡 恵里★10/19~12/17(女子戦準優F、F2、60日間)
道上 千夏★10/22~11/20
鎌倉  涼 10/22~11/20(女子戦優勝戦F)
飯塚  響 10/24~11/22
間庭 菜摘 10/28~11/26
大石 真央 10/28~11/26
川井  萌 10/28~11/26
犬童 千秋★10/30~11/28
若狭奈美子 11/3~12/7(35日間)
笠野友紀恵★11/3~12/2
深川麻奈美 11/3~12/2
中村かなえ 11/7~12/6
櫻本あゆみ 11/9~12/8
森下 愛梨 11/11~12/10
(※★は今節宮島出場メンバー。赤字は今日のF)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)