宮島オールレディース
シリーズ最終日を迎えました。

 



(8Rでは薮内瑞希選手の5コースまくりで
 3連単14万6300円の超大穴が出現。
 オールレディース歴代11位の高配当で、
 オールレディース創設から135節目で
 ちょうど通算50本目の10万舟となっています。
 なお薮内選手は節間4勝で自己ベスト更新です)

(大瀧明日香選手は11R選抜戦でイン逃げ快勝。
 貴重な賞金の上積みに成功し、
 今日の時点で女子賞金ランキング12位に浮上です)

(昨日まで4・4・4・4・3・4・3・4着と
 中間着が続いていた地元の新田有理選手が、
 2Rでイン逃げを決めて待望の今節初1着
 選手代表を務めた今節を白星で締めくくりました)

(地元の村上奈穂選手は3Rイン逃げで今節2勝目。
 前期イン1着率38%だった村上選手ですが、
 今節2度のイン戦をきっちり勝ち切るなど
 近況内寄りでの安定感は上昇ムードです)

(地元の實森美祐選手は10Rイン逃げで今節2勝目。
 広島勢は今節計8勝で支部別4位となっています)

(渡邉優美選手は1Rイン逃げで今節3勝目。
 今節は勝ちタイム1分48秒5を2回マークし、
 これが"大山選手を除けば"今節最速ラップでした)

(富樫麗加選手は4Rイン逃げで今節3勝目。
 節間3勝はF3を経験して以降初めてで、
 17年7月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来です)

(西橋奈未選手は5Rイン逃げで今節2勝目。
 今節久々の準優出を果たすなどリズム上昇気配なだけに、
 次節11/10からの地元三国ヴィーナスシリーズが楽しみです)

(出口舞有子選手は6Rで3コースまくり差しを決め、
 3連単1万5980円の高配当を提供。
 前期勝率5.08で自身初の5点台となった出口選手。
 今期はA級初昇格が明確な目標となってきそうです)

(高橋淳美選手は7Rイン逃げで今節2勝目
 今節は4節ぶりの予選突破や
 A2勝負駆け成功など見せ場充分の一節でした)

(樋口由加里選手は9Rイン逃げで今節3勝目。
 前期勝率6.36で3期ぶりのA1級復帰も決まり、
 さらなる飛躍に期待したい20年シーズンです)

(今日11月2日が誕生日だった落合直子選手ですが、
 3着6着で残念ながらバースデイウィンならず)

(茶谷桜選手は11/4からの徳山オールレディースに
 急遽の追加斡旋で参戦することが決定。
 中0日で明日が前検日になります)

(海野ゆかり選手は次節の江戸川一般戦を走ったあと
 11/14~1/12まで60日間のF休み
 ひと足早く今年最後のレースを迎えます)

(生田波美音選手は2R3着で今節2回目の連絡み。
 ボートレーサー養成所でリーグ戦優勝2回、
 勝率6.45という好成績を残していた生田選手。
 デビュー期は事故点が高かったこともあってか
 本来の力を出し切れなかった印象ですが、
 2期目は大きな飛躍を楽しみにしたい選手です)

 

 


さて今日のレース結果は、

 

1R ①渡邉 優美 1コース逃げ
2R ①新田 有理 1コース逃げ (3連単13120円)
3R ①村上 奈穂 1コース逃げ
4R ①富樫 麗加 1コース逃げ
5R ①西橋 奈未 1コース逃げ
6R ③出口舞有子 3コースまくり差し (3連単15980円)
7R ①高橋 淳美 1コース逃げ
8R ⑤薮内 瑞希 5コースまくり (3連単146300円
9R ①樋口由加里 1コース逃げ
選抜戦10R ①實森 美祐 1コース逃げ
選抜戦11R ①大瀧明日香 1コース逃げ
優勝戦12R ①大山 千広 1コース逃げ

 

【今節の部品交換状況】
落合 直子 ②ギヤケース
(※○内の数字はシリーズ○日目。新プロペラは除く)

 

【今節支部別1着回数】
福岡支部 23勝(大山⑨、渡邉優③、日高②、深川②、犬童②、武藤①、藤田①、藤崎①、池田奈①、戸敷①)
愛知支部 10勝(大瀧④、水野③、出口②、谷川①)
岡山支部 10勝(薮内④、守屋③、樋口③)
広島支部 8勝(角②、村上②、實森②、海野①、新田有①)
大阪支部 5勝(高橋淳②、落合②、五反田①)
東京支部 4勝(富樫③、寺島①)
滋賀支部 3勝(水口③)
静岡支部 2勝(土屋実②)
三重支部 2勝(塩崎②)
福井支部 2勝(西橋②)
香川支部 2勝(柳澤①、西坂①)
徳島支部 1勝(岩崎①)

 

 

 

さっそく話題は優勝戦へ。



(①大山千広選手)

(②土屋実沙希選手)

(前期勝率6.48でA1級キープを決めた③日高逸子選手。
 これで23期連続A1級となっています)

(④水野望美選手)

(地元宮島オールレディースは17年に続いて
 2回目の優出となった⑤角ひとみ選手)

(⑥深川麻奈美選手は次節が三国ヴィーナスシリーズ。
 自身2回目の3節連続優出を狙います)

(①大山千広選手)

(②土屋実沙希選手)

(③日高逸子選手と⑤角ひとみ選手)

(④水野望美選手)

(⑥深川麻奈美選手)

 

 

【優勝戦12R出走表】
①大山 千広 (優出33回目、優勝8回)
②土屋実沙希 (優出9回目、優勝1回)
③日高 逸子 (優出357回目、優勝73回)
④水野 望美 (優出19回目、優勝2回)
⑤角 ひとみ (優出196回目、優勝28回、宮島4V)
⑥深川麻奈美 (優出19回目、優勝1回)

 

 

コンディションは追い風1m、波高1cm、
気温20℃、天候:晴れ。

 

進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

 

STは内からコンマ16、24、26/24、25、21

①大山選手が今節9本目となるトップスタートで先制。
頭ひとつ抜け出すスリットとなりました。

 

1マークは①大山選手が悠々と先マイ。

 

②土屋選手の差しハンドルは及ばず、
③日高選手は引き波につかまって失速。
ダッシュ3艇は握り合って潰し合う格好となりました。

 

 

バック直線に出ると①大山選手が独走。
後続を5艇身ほど引き離して一人旅となりました。

 

 

2マークを①大山選手が先取りして勝負あり。

 

今節三番時計の1分48秒2で
Vゴールを駆け抜けました。

 


【優勝戦12R結果】
1着 ①大山 千広 1コース ST.16
2着 ②土屋実沙希 2コース ST.24
3着 ③日高 逸子 3コース ST.26
4着 ⑥深川麻奈美 6コース ST.21
5着 ④水野 望美 4コース ST.24
6着 ⑤角 ひとみ 5コース ST.25
決まり手=逃げ
2連単①② 210円(1番人気)
3連単①②③ 520円(1番人気)

 

 

激戦となった3番手争いは③日高選手が制し、
3連単①②③で520円の大本命決着に。

 

オールレディース優勝戦では
歴代2位タイの低配当記録となっています。

 

【GⅢオールレディース 優勝戦3連単低配当ランキング】
1、500円 松本 晶恵 (16年2月三国)
2、520円 大山 千広 (19年11月宮島)
2、520円 長嶋 万記 (18年4月三国)
4、580円 長嶋 万記 (16年5月浜名湖)
5、590円 永井 聖美 (17年2月多摩川)

 

 

 



勝った大山選手は通算9回目の優勝。
自身初の2節連続Vとなりました。

 

【大山千広選手 優勝歴】
17年9月 福岡オールレディース
18年3月 下関オールレディース
18年10月 津ヴィーナスシリーズ
18年11月 児島オールレディース
19年5月 鳴門オールレディース
19年6月 江戸川ヴィーナスシリーズ
19年8月 蒲郡GⅠレディースチャンピオン
19年10月 常滑一般戦
19年11月 宮島オールレディース

 

宮島ではこれが初めての優勝。
通算9Vはすべて違う水面で勝っており、
これで9場制覇となっています。

 

オールレディースは通算5回目の優勝。
オールレディース参戦は5月の鳴門以来だった大山選手。
6カ月越しのオールレディース出場2戦連続Vとなっています。

 


今節は1・1・2・1・1・1・1・1・2・①・①着。

 

初日ドリーム戦で6コースまくりを決め、
V戦線のライバルたちを大外から一蹴。

 

しかも1分47秒5の超快速ラップを叩き出し、
この時点でもうV争いはほぼ決着していたかもしれません。

 

【今節上がりタイムベスト8】
1 大山 千広 1'47"5 (初日12R)
2 大山 千広 1'48"0 (2日目11R)
3 大山 千広 1'48"2 (最終日12R)
4 大山 千広 1'48"3 (3日目12R)
4 大山 千広 1'48"3 (初日7R)

6 渡邉 優美 1'48"5 (最終日1R)
6 渡邉 優美 1'48"5 (5日目8R)
6 大山 千広 1'48"5 (4日目12R)

 

節間通して水口由紀選手と渡邉優美選手の
2人だけにしか先着を許さなかった大山選手。

 

結局4コースまくり差し、6コースまくり、
5コースまくり差し、3コース抜き、イン逃げ、
イン逃げ、5コースまくり、イン逃げ、イン逃げと白星を重ね、
11戦9勝のオール2連対Vで頂点へ。

 

あと2コースで勝っていれば全コース1着でのVでした。

 

ちなみに8月の蒲郡レディースチャンピオンも
2コースのみ3着に終わって
"全コース1着V"を逃していた大山選手です。

 

そして節間9勝は大山選手にとって自己ベストの数字に。

 

【大山千広選手 節間6勝以上】
9勝 19年11月 宮島オールレディース(優勝)
8勝 19年5月 鳴門オールレディース(優勝)
8勝 18年10月 住之江ヴィーナスシリーズ(優出3着)
7勝 19年8月 蒲郡レディースチャンピオン(優勝)
6勝 18年12月 大村ヴィーナスシリーズ(優出3着)
6勝 18年11月 児島オールレディース(優勝)
6勝 17年5月 下関男女ダブル戦(準優敗退)

 

なお3節前から続いている連続3連対は
34走にまで伸びています。

 


これで優勝賞金105万円を手にし、
今年の獲得賞金は4582万2000円に。

 

女子賞金ランキング首位独走に拍車がかかり、
2位の守屋選手(3505万2072円)との差は
ついに約1077万円まで拡大しました。

 


今後の出場予定は、
福岡GⅠ福岡チャンピオンカップ(11/9~14)
桐生SGチャレンジカップ(11/19~24)
平和島GⅠBBCトーナメント(11/28~12/1)

 

2節連続Vで勢いをつけていよいよ勝負の記念戦線へ。

 

男女通じた賞金ランキングは現在31位
女子初のグランプリ出場をかけて
福岡GⅠと桐生SGの大一番に臨むことになります。

 


そして11月8日からスタートする
GⅡレディースオールスターのファン投票では
2年連続1位の座を狙うことに。
今年はどこまで票を伸ばすのか楽しみです。

 


大山選手、おめでとうございました。

 

 

 

【宮島オールレディース 歴代優勝者】
14年度 中谷 朋子(兵庫)
15年度 遠藤 エミ(滋賀)
16年度 松本 晶恵(群馬)
17年度 海野ゆかり(広島)
18年度 今井 美亜(福井)
19年度 大山 千広(福岡)

 

 

 


ではこれにて宮島オールレディース@cafeは終了。

 

次回の更新予定は・・・明後日、
11月4日開幕の徳山オールレディースです。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 土屋千、今井裕、松本
埼玉 原、島田、平川
東京 平田、古川、清水沙、黒澤、中村か
静岡 倉田、鈴木成
愛知 笠野、細川
三重 垣内、本部、加藤綾
福井 
滋賀 茶谷、孫崎
大阪 鎌倉
兵庫 
徳島 淺田、喜多須、西岡育
香川 山川美、道上、西村美、平山
岡山 福島、寺田、三松、堀之内金田、赤澤、喜井、勝浦、土屋南
広島 
山口 片岡、佐々木、津田、末武
福岡 渋田、間庭
佐賀 入船
長崎 
(※赤字はA1級、青字はA2級)

 

秋の徳山モーニング決戦をお見逃しなく。

 

 

 

 


【'19女子賞金ランキング】 (11/2現在)
(※カッコ内はQC選考期間内の出場予定)
1 大山 千広 45,822,000円★(11/9~福岡G1、11/19~桐生CC)
2 守屋 美穂 35,052,072円★(11/9~福岡G1、11/19~桐生LCC)
3 遠藤 エミ 34,602,000円 (10/31~戸田、11/9~福岡G1、11/19~桐生LCC)
4 寺田 千恵 30,930,000円 (11/4~徳山、11/19~桐生LCC)
5 田口 節子▼30,792,000円
6 松本 晶恵 29,976,000円 (11/4~徳山、11/19~桐生LCC)
7 小野 生奈▼29,021,000円
8 日高 逸子 27,634,500円★(11/7~鳴門、11/19~桐生LCC)
9 今井 美亜 26,972,000円 (10/31~戸田、11/10~三国、11/19~桐生LCC)
10 平高 奈菜 26,568,000円 (11/2~常滑、11/10~三国、11/19~桐生LCC)
11 長嶋 万記 25,955,000円 (10/31~戸田、11/10~下関、11/19~桐生LCC)
12↑大瀧明日香 25,335,072円★(11/7~鳴門、11/19~桐生LCC)
――――――――――QCボーダー―――――――――――
13↓香川 素子 25,136,333円 (10/31~戸田、11/10~江戸川、11/19~桐生LCC)
14 山川美由紀 22,696,000円 (11/4~徳山)
15 海野ゆかり▽22,210,072円★(11/10~江戸川)
16 樋口由加里▽21,215,072円★(11/10~三国)
17 高田ひかる 21,119,000円 (10/31~戸田、11/10~三国、11/19~桐生LCC)
18↑中谷 朋子 20,294,000円 (10/31~戸田、11/19~桐生LCC)
19↓向井 美鈴 20,260,999円 (11/5~大村、11/19~桐生LCC)
20 渡邉 優美 20,071,072円★(11/10~三国、11/19~桐生LCC)
21↑水野 望美 19,672,072円★(11/10~三国、11/19~桐生LCC)
22↓落合 直子 19,483,072円★(11/10~三国、11/19~桐生LCC)
23↑竹井 奈美 19,331,000円 (10/31~戸田、11/10~三国、11/19~桐生LCC)
24↓魚谷 香織 19,256,000円 (11/10~三国、11/19~桐生LCC)
25 佐々木裕美 18,995,000円 (11/4~徳山、11/19~桐生LCC)
26 西村美智子 18,867,000円 (11/4~徳山、11/19~桐生LCC)
27 五反田 忍▽18,648,000円★(11/10~下関)
28 平田さやか 18,534,072円 (11/4~徳山)
29 宇野 弥生 18,476,000円 (11/5~大村、11/20~浜名湖)
30 廣中智紗衣 18,233,000円 (11/10~下関、11/20~浜名湖)
(※★は今節宮島出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化。
 略称:CCはチャレンジカップ。
 LCCはレディースチャレンジカップ
 QCはクイーンズクライマックス)


【F休み中の女子レーサー】
原田 佑実 10/7~11/5
大石 真央 10/7~11/5
中里 優子 8/13~11/10(F2、90日間)
安達 美帆 10/16~11/14
藤堂 里香 10/17~11/15
前田 紗希 10/17~11/15
松瀬 弘美 10/20~11/18
田口 節子 10/28~11/26
藤原 菜希 10/7~12/5(F2、60日間)
栢場 優子 10/14~12/12(F2、60日間)
若狭奈美子 10/20~12/18(F2、60日間)
小野 生奈 10/28~12/26(F2、60日間)

 

【F休み未消化の女子レーサー】
西 茂登子 11/6~12/5
白石 佳江 11/6~12/5
中澤 宏奈 11/6~12/5
小野 真歩 11/10~12/9
豊田  結 11/14~12/13
海野ゆかり★11/14~1/12(F2、60日間)
樋口由加里★11/16~12/15
新田 有理★11/16~12/15
高憧 四季 11/16~12/15
大豆生田蒼 11/23~12/22
池田 浩美 11/26~12/25
島倉  都 11/26~12/25
五反田 忍★12/6~1/4
實森 美祐★12/6~1/4
戸敷 晃美★12/9~3/7(F3、90日間)
(※★は今節宮島出場メンバー)

 

【女子レース斡旋停止】
篠木亜衣花 10/27~1/26(3カ月間)
森田 太陽 10/31~1/30(3カ月間)