こんにちは!
シングルマザーFPの久保田あきです。
先日、大阪府茨木市の男女参画センターで
「女性の生き方講座~マネープラン編~」
の講師を務めました。
10数名の参加者さん、
熱心にメモを取って頂き、
講座後のアンケートも良いご回答をいただきました
講座の中心のテーマは、
最近めまぐるしく変わる、扶養のはなし。
103万、130万、106万、150万の壁について。
女性が扶養から抜けて
自分の勤務先で社会保険に入った場合、
年金が増えますよ~ということ、
それに加えて、
老後に必要なお金、年金、
自分年金として今年から始まった
「個人型確定拠出年金(イデコ)」
についても触れました。
講座の後は、
ずらりと質問の列ができたのですが、
内容はほとんどが老後資金とイデコのこと
やはり、みなさん、気になるポイントなんですよね。
というわけで、今日は
老後にかかるお金についてお伝えします。
総務省の調査によると、
65歳以上の退職後世帯の1か月の支出は
夫婦世帯・・・268,000円
単身世帯・・・156,000円
なんだそうです。
対して収入は、年金やその他諸々で
夫婦世帯・・・213,000円
単身世帯・・・120,000円。
やはり足りないので、
毎月貯金を切り崩しながら生きていくことになりますね
「毎月の足らず分×平均寿命までの月数」が
用意しておきたい貯金の額(老後資金)です。
90歳まで生きるとすると、
夫婦世帯・・・約1700万円
単身世帯・・・約1100万円
ただし、これは持家の場合。
賃貸物件に住み続けるならさらに上乗せになりますし、
さらにリフォーム費用や子どもの結婚資金援助など
それぞれのご家庭によって、
必要な資金は上乗せになります。
よく、必要な老後資金は
夫婦で3000万円、お1人様で2000万円なんて言いますが、
当たらずとも遠からずなのかな?と感じています。
これだけの金額なので、
きちんと計画を立てて用意していくことが不可欠
また、年金の開始年齢は現在65歳からですが、
今後後ろ倒しされるかも、なんて言われています。
貯金を増やすことも大切ですが、
1年でも長く働いて稼げる自分になる、
そんなスキルを今から身につけること
も立派な老後対策なんだと言えますね
お子さんが小さい、自分や親の健康など、
それぞれに事情はありますが、
残りの人生で一番若いのは今日ですから、
貯金にせよ、スキルアップにせよ、
老後準備はできるだけ早く始めましょうね
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