しばし放置状態になっておりましたが、久々の更新です。
今季、MLBドラフトいの一番指名でヒューストン・アストロズと契約をしたマーク・アッペル投手からの返信です。
実は、写真で紹介しているボールは、ミッドウエスト・リーグ傘下のクワッドシティー・リバーバンディッツ宛に出したリクエストへの返信なのですが、その前にも短期リーグのチームにも写真とカードを送ってありました。
今回、同時に返信があったわけですが、面白いのはインスクリプションです。
写真のボールには"1 Cor 10:31" すなわち、コリント信徒への手紙10章31節「飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。」と書かれています。
こういう聖書からの引用の添え書きをする選手は多々いるわけでして、例えばブライス・ハーパー選手ですと、ルカによる福音書1章37節「神には、なんでもできないことはありません」が知られています。
ところが、アッペル選手は、写真にはROM 10:9(ローマの使徒への手紙10章9節) 「すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。」、カードにはJohn 14:6(ヨハネによる福音書14章6節)「 イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。」といった具合に、アイテムごとに違った添え書きをしているのです。
これだけ自在に好きな節が出てくるということは、おそらくアッペル投手は敬虔なキリスト教徒なのでしょうね。
聖書翻訳出典:http://www.wordplanet.org/jp/index.htm