これ、もちろんストーリーも面白かったけど、何と言うか勉強になりました。漢字の。


東方の大国釧(せん)から嫁いで来たシュリー。

とんでもない才媛で、「私、◯◯には多少の心得がございますの」の決めゼリフを引っ提げ、傀儡国王だったレイモンドの立場を揺るぎないものへと導いていく姿がカッコいい!


レイモンドもシュリーが可愛くて仕方がないので、彼女が書いた「我愛你小蕾」(愛してるレイちゃん)を、「崇高な格言」と信じて玉座の後ろに飾ってしまう。読んでるこっちが恥ずかしいわ😁

ホント、二人に振り回される周りの人達が大変!


で。

地名の「釧路」は知っていたけれど、「釧」一文字で「くしろ」と読む事も「腕輪」の意味がある事も知らなかった。

※このストーリーの中で腕輪は重要アイテム


一話毎のサブタイトル多くの四文字熟語が使われているんだけど、まぁ知らない知らない💦

毎回、これ何て意味??と調べてしまった。

サブタイトルじゃないけど、「比翼連理」の一言で、おっ!コレは「十二国記」で学びましたよと、一瞬違う小説に心が飛ぶ。

新刊出ないかなぁ。


ハイスペックなイケメンの話は好きだけど、有能な女の子が主役の話も大好き。

でもね、出来ればもう少し女の子の身長が高い設定が増えて欲しい。

なんかねー、みんな小さいんだよね…。

ま、これは単に私の好みですが。


シュリーとレイモンドの息子の話もコミカライズされているけれど、やっぱり私はシュリー達の話の方が好きだな。ジーニーも面白いし。


テンポが良く、さくさくと楽しく読み進められるラブコメ♥