みなさんこんにちは、SHELLYです。今回のWの悲喜劇のテーマは「差別される自死遺族」です。
なんかこの番組をやってると勝手に「私って意識高い系」って。結構いろんなこと知ってるし、いろんな人の話聞いて、スゴイ考えオープンなんだよねっていう変な自信があって、なんか自死に対しても別に偏見もないし、なんとも思ってないと思って今日はやって来ました。でも、いざ話を聞いてて、「いや待てよ。私けっこう偏見持ってるかも」っていうことに初めて気づかされました。
今まで自死に対して遠いものって思ってて、自分には関係ないってどこかで思ってて。ニュースで例えば「年間何万人」とか出てても、なんかこう、「多いな」みたいな、「大変な問題だよな」って、なんかどっかで「解決しなきゃ」って遠くの方で思ってて、自分の問題とは全く思ってなくて、それ自体がちょっと差別なんだってことにやっと今日気がついたって感じですかね。
あの、遺族の皆さんがおっしゃってた「こういう言葉を言われて傷ついた」みたいなのとか、「こういう質問をされてショックだった」っていう言葉が、私もし今日皆さんに出会ってなかったら聞いちゃってたかも。私ももしかしたらそういう言葉を投げかけてたかも、って思いました。ホントちょっとしたことで、でもいざ自死遺族の立場に立ってみると「そりゃ傷つくよね」「そんな言葉を言われたら胸をえぐられる思いだよね」っていう、わかることなのに、今までそっち側の想像を働かせたことがなかったっていう。なんかその、「遺族の方はどう思うだろうか」っていうのを考えてみたことがなかったんですよね。
だからなんかいろんな意味で、メディアに出てる身として、本当に今日はありがたいお話が聞けたなって思いました。
明日は、娘を持つ母親としてどんなことを感じたかを書きますね。
#93「差別される自死遺族」