朝から大谷選手の奥様との

素敵なツーショットを見て

心が温まったラブ

 

私含めて世のおばさま方が

「大谷くんのお相手は、

こういう人だといいなぁ」と

勝手に思い描いていた人

そのものだったんじゃ

なかろうか。笑

素敵な人には素敵な人とご縁が

あるんだな。

 

この流れで自分のことを書くのは

僭越過ぎるけれど(笑)、

結婚前に父が夫のことを、

「Tamyがこういう人連れて

来てくれたらいいなって

思ってたような人だったよ。

人柄とか雰囲気とか」と

言っていたことがあった。

 

この言葉は、今でも威力があって、

夫のことがもう本当に嫌…!!

と思っても、今は亡き父がそう

言ってくれてたんだよなぁと

思うと、ちょっと冷静になって

夫のいいところを思い出せたりする。

 

その言葉を言われた当時は、

父に夫との結婚を反対されていた。

 

当時の夫は、選挙に出る準備を

していたため、無職。

それなのに私は大企業の職を捨てて

夫以外に1人も知り合いのいない

東京から遠く離れた地へ行こうと

していた。

そこまでしても、当選するかも

分からない。

 

今から考えると、そりゃ反対される驚き

私でも反対する驚き

 

こちらの地域では、まだ「結婚して

一人前」という考えが根強く、

結婚している方が票が伸びる、

と言われていた。

それもあって、私と夫は早く結婚

した方が、より確実に当選もできる

と考えていた。

でも、父にはどうしても受け入れて

もらえず。

 

そんな時に、言われたのが前述の

言葉だった。

そして、その続きで、

「でも、だからこそ、彼との結婚

そのものを反対してるわけじゃない。

無事に当選して生活の基盤ができて

からで遅くないでしょう?」

と言われ、夫とも話し合い、納得

できたのだった。

 

父は当時、夫の前では頑な態度で

「NO」を前面に出し、私は同席

していて、いたたまれなくなる程

だったネガティブ

それなのに、実は父が夫を認めて

いてくれたことが嬉しくて、

今でも忘れられない大事な言葉と

なっている。

 

結婚後は、私が何を愚痴っても

夫の味方をするほどになった父。

夫が東京に住むことになり、

「とっておきのお鮨屋さんに

連れて行ってあげよう」と

楽しみにしていた父。

それが叶うことなく天国へ旅立つ

ことになってしまったのが、

本当に残念だったな。

 

これからも、夫への不満がアップアップアップ

の時は、「いやいや、でも、

父が気にいるようなひとと結婚

できて、私は幸せなはず…!」

と思い出していきたい