昨晩、娘がお風呂場の湯気で

曇った鏡に、「どんなときも」

と書いていた。

学校で歌っているそうだ。


大好きな歌だけど、最近、

忘れていた。


私は特に、


「昔は良かったね と

 いつも口にしながら

 生きていくのは

 本当に嫌だから」


という歌詞が好きで。

好き、というより指針にしていた

というか。


過去よりも今がいいって思える

ように生きていたいなぁ、と。


この歌が響きまくって、そうなり

たくはないのに、昔は良かったな、

と思っていたのが、高校時代だった。


今から振り返ると、だいたい私の

人生楽しくて。

幼稚園も、小学校も、中学校も、

浪人時代も、大学も、会社も…。


唯一、あんまり楽しくなかったのが

高校だった。

高校の友人にそう話すと悲しまれる

のだけど驚き


でも、友人でいうと、高校からの

友人は今でも大好きで、一生の友と

なっている人が多い。


それでも、自分の中での、良い思い出

になっていないのは、、、

やっぱり自分のせいなのだ。


高校時代の私は、何にも頑張って

いなかった。

部活も途中で身体を壊したりして

辞めてしまったし、勉強も全然

頑張ってなかった。

毎日、「つまらないなぁ」と

思いながら日々を過ごしていた。


今から考えると本当に本当に

勿体なかったと思う。

好きなことでもいいから、何かに

打ち込めていれば良かったのに。

ただただ、無為に時間を過ごして

しまった、私にとっては消したい、

やり直せるならやり直したい、

暗黒時代だった。


翻って、現在。

ちょっと高校時代に似ている気が

している…。

今、何にも頑張っていないのだ。


子育ては、今も私の生活の中心で、

時間的には1日の大半を占めている

ものだけれど、自分が努力して

頑張っているものとは、やはり違う。

頑張って成長しているのは子ども達で、

私はそれを応援してるだけで。


うーん、このままじゃ良くないと

思いつつ、なかなか突破口が

見つからない…。


もう少し時が経って、今を振り返った

時に「あの頃“は”ダメダメだったなぁ」

と思えるようになってるといいん

だけどなぁ。


私にも何かできますように!!


ちなみに。

娘が歌っている「どんなときも」は

槇原敬之さんのじゃなかった

最近、合唱曲として割と歌われて

いる「どんなときも」があるそうで。

時代の差を感じました…昇天