もしサイアクなことが、
仕事を失うことだとしたら、大丈夫！
がんばって続けてきたことの
リセットの時期だったのだから。
もしサイアクなことが、
夫や彼を失うことだったら、
それはご縁がなかったことがわかり、
彼から学ぶ機会を得て、
そのあと本当の幸せになれる人との
ご縁とつながることだから、
心配しなくて大丈夫。
もしサイアクな結果が
孤独だとしたら、大丈夫！
それはサイアクなことではなく、
案外楽しいものでもあるから。
もしサイアクなことが
自分の「死」だとしたら…
それもまた大丈夫…
…と言っても
残された者たちは悲しいことだけど、
役目を終えた人は、安堵のうちに
神様のいる場所に戻ることだから。
死は今生の務めの完了サイン。
死ぬよりも大変なことは
案外生きることだったりもするから。
だから、そんなに不安に思わなくてもいい、
という意味。
人は全員、死ぬまで生きるのだから。
すべてはなるようにしかならなくて、
そのなるようになることは、
あなたにとって大丈夫なこと。
私たちはそれをただ
観察するだけなのだから。
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【あとがき】
もう、人生の半分以上を生きた私は、
いつも頭の片隅に「死」が頭にあります。
去り方をそろそろ本気で考えなければ、
と思っています。
6月は決算期でして、
また7月から、2つの会社は
新しい期が始まります。
先日、税理士から決算報告を受けて、
数字で自分のがんばりを見ることができ、
そして、数字は嘘をつかない、
またいろんな傾向がわかるのです。
そして、税理士から言われた言葉。
会社をどうするか？ということ。
まだまだ先ではありますが、
私にとっては考えておきたいことでした。
というのは、一つの会社は、
ワタナベ薫ありきの会社ですから、
私がいなくなれば会社は終りを迎えます。
子供もいないので、会社を
残してあげなくてもいいので、
自分で閉めなければなりません。
株式会社ですから、
私が突然死んだら
残された者たちに処理を
任せることになり、
面倒をかけてしまいます。
なので、途中で会社を閉じて、
個人事業主にする、という方向に
しようと思いました。
それは60歳なのか？
70歳なのかはわかりませんが、
税理士に言われたことで、計画を
しようかな、と思いました。
「終活」をはじめると、
なんだか、もう死が目の前にあるような、
そして、ここから一気に60、70、80…
と駆け抜けるような気がします。
今でも思うのですが、
「サイアク」といいたくなるような
出来事もたくさんありましたが、
サイアクではなかったことに
今更ながら気付きます。
人生の中の一コマ。
それは自分が成長する上では
必要な出来事でした。
渦中にあるときは見えないものですが、
今は、サイアク、というものが
何もないので、心穏やかなものです。
サイアクな出来事をどう捉えるか？
で、自分の人生を素晴らしいものにするか、
それともサイアクな人生にするか？
自分で選択できるものです。
あなたのサイアクな出来事から
学びや得られたことがあるとしたら
何ですか？それを抜き取っておくと
少しずつ少しずつ、強くなり
40、50歳になる頃には、
最強のメンタルになっていますよ。
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