その人のためを思っていう言葉でも、

それが余計なお世話の場合もありますし、

アドバイスすることで、

その人から人生の学びを

取り去ってしまう場合もあります。

 

 

コーチングのコーチのあり方としては、

その人の決定に犯罪性がない限り、

やめさせようとしたり、

それは失敗するよ、と言ってやめさせたり、

考えを変えさせようなどのことは

絶対にしませんし、コーチとしては

あってはならないこと。

 

 

たとえ、ほとんどのケースで

失敗するとわかっていてもです。

99%だめでも1%くらいの可能性は

あるわけですから。そしてその人が

その1%に入る可能性すら信じているのです。

 

 

たとえ失敗するとしても、

そこからの学びが大きな場合があるからです。

 

 

あなたをコントロールしようとしたり、

あなたの決定やあなたの考えを

頭から否定する人がいたら、

本当に要注意です。

 

 

思考停止をさせるためのものであり、

相手から考える力を

奪う行為になります。

 

 

映画、スター・ウォーズの中で

ヨーダが言ったことは、

 

 

失敗は偉大なる師である。

 

 

だから時々、

失敗してもいいのです。

 

 

むしろ、失敗がないと

どのように成功するかわからない、

という意味合いもあります。

 

 

その時だけを見れば、失敗、という

レッテルが貼られるかもしれませんが、

視点を高くして、長い目で見たときに

それは「経験と学び」と呼びます。

 

 

聞かれもしないのに、

こうしたほうがいい、

ああした方がいい、

これは相応しくない、

これはやめた方がいい・・・

 

 

などのことをいくら言っても、

他の人からのアドバイスは

真の意味で理解ができません。

 

 

人は自分で決定したことしか

責任が持てないのと、自分で

決定したことで身に受けたことしか、

理解できないから。

 

 

つまり、経験こそが

本当の理解と学びになるから。

 

 

なので、余計なおせっかいで

安易にアドバイスをしないことです。

求められていないアドバイスをしない。

 

 

アドバイスをすることは

その人のためになっていると

思うかもしれませんが、逆です。

その人のためを思っていないこと。

 

 

今日の記事は、求められたり、

話の流れでこうするのもありかもね?

というような類の話ではなくて、

通りすがりのアドバイス、

親しくもない立場でのアドバイス、

関係ないのにアドバイス・・・

 

 

アドバイスしたい、

という衝動が起きた時、

知っているがゆえの言いたい、

だからアドバイスする、という

エゴになっていないかどうかの

自分の内側のチェックも必要かもしれません

で、最後に名言。

 

 

求められる前に

アドバイスするな

 

〜エラスムスーオランダ司祭、文学者

 

 

 

ただ、この記事ではアドバイスが悪い、

という意味ではありません。

適切なときになされるアドバイスは

貴重なものになることが在るからです。

 

 

アドバイスは、

信頼している人から受けないと

ただの雑音になります。

 

 

アドバイスする前に、

その人との関係性や信頼関係が

どんなものなのか?

 

 

同じアドバイスをもらっても

信頼していない人からもらったものは、

抵抗感が生まれるのに対して、

好きな人、尊敬している人から

もらえるアドバイスは心にすっと

入ってくるからです。

 

 

そして、偉大な師匠ほど

アドバイスはしません。

弟子に考えさせるのです。

 

 

ということで、ご自身をちょっと

振り返る材料に何か参考になれば。

 

 

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