何か目標に向かって行く上で、

人は原動力になっているものがあります。

 

 

外的要因だったり、内的要因だったり、

ワクワクだったり、喜びだったり・・・

 

 

人それぞれ違うのですが、

その動機となる部分がちょっとズレていますと、

その目標に至るまでのプロセスが苦しくなったり、

途中で放り投げ出したくなったりするものです。

 

 

つまり継続できないのです。

 

 

じゃあ、動機は、

愛や喜びを動機にしましょう!

なんてキレイなことは言いませんが、

しかし、もし、その原動力になっているものが、

憎しみ、怒り、競争心、嫉妬、ねたみそねみ、

などの感情だったりしますと、

それはそれは黒いエネルギーを

体中蔓延させる事になりかねません。

 

 

じゃあ、この感情が悪いのか?

と言ったら、別に悪いわけじゃありません。

なぜなら人間ですからそうした感情を

味わうために生まれています。

 

 

しかし、長い期間はその黒い感情を

存在させてしまうと、体を壊しますので、

さっさと違うエネルギーに転換することを

オススメいたします。

 

 

それらの感情は非常に強いので、

トリガーになって、ガツガツと

行動することはありますし、

「悔しさをバネに!」と思えば、

最初のスタートダッシュとしては、勢いがでます。

 

 

ただ、その目標や夢を達成する最後の最後まで、

「おのれぇ~見返してやるぅ~」の状態ですと、

達成の喜びも、楽しさも、一瞬のものです。

 

 

「人に勝った!」

「私のほうが上だ!」とか

そんなくだらないことで

満足してしまう小さい人間に

なってしまうことでしょう。

 

 

もちろん、そこを経験しての

自分なりのネクストステージ

というのがあるのかもしれませんが、

感情の転換術を使うと、力いっぱい

頑張れるものです。

 

 

その状態で続けられたら再び

動機を設定し直し、自分のために

目標に向かっていきたいものです。

 

 

女性は女性を

妬みやすい傾向にあるかもしれません。

妬む相手は大抵の場合、

どっこいどっこいの同レベルか、

自分よりもちょいと先を行っている人。

 

 

戦っていない人は、

妬みもしませんが妬んでしまったら、

そのエネルギーをぜひとも転換してましょ。

 

 

この記事を読んで、

モヤモヤする人も、そうだそうだと思う人も、

嫌な気持ちであれ、いい気持ちであれ

拾うチャンスが今訪れているわけですから、

成長の機会になるのかもしれません。

(読み方にもよりますが・・・)

 

 

私はネガティブの感情も

マイナスも負もありだよね、

とは伝えていますが、その真の意味は、

それを受け入れると早くそこを抜けることが

できる、ということ。

 

 

否定すればするほど増加しますが、

まだまだ未熟でそういうところがあるんだよね、

と思えた時に、その部分は居場所を与えられて小さくなる、

そして、自分を未熟だと思うことは、

逆を言えば、向上心の現れでもあるので、

もっともっと成長するためにできることをする、

ということにエネルギーを向けられるのです。

 

 

偉そうなことは、まったく私も言えず、

日々日々自分と向き合い、学ばされてばかり。

 

 

受け入れて、向き合って、そして

憎っき相手に残った気持ちが感謝だったりすると、

もうその怒りや悔しさは、

昇華してなくなるんですよね。

 

 

自分では、暴言吐きまくったり、

脳内サンドバッグやったりしてても、

どこかで「相手のせいじゃない」

というのも知っているのです。

 

 

全部、自分が経験したかったことだと・・・

 

 

そういう風に心から早く思えるために、

利用できるものは全部利用してさっさと、

昇華させて、相手に感謝の気持ちが持てたら

本当に心地がいいもの。

 

 

そして、そういう黒いエネルギーが

自分からその都度掃除してなくなっていき、

自分の生きて行く原動力が

愛だったり感謝だったり、

そんな心地のいい状態になっていくのです。

 

 

そうしますと、

軽い!軽い!

足取り軽く楽しくなるものです。

 

 

詳しくは下記の文庫本から