じぃぃぃぃーーーー

 

 

 

ワタナベ家の新しいメンバー、ハナたん。

みんなを疲れさす名人ではありますが、

その分、100倍の喜びを頂戴しています。

 

 

 

「みえないふり、みえないふり」

 

 

まだ赤ちゃんゆえに、上下関係というものが

全くわからず、怖いもの知らずで

マイケルの上に乗っかって、

たぶんですが、力一杯噛んでいると思います。

 

 

 

幸い、マイケルの脂肪は厚いようで、

私が直接皮膚を噛まれるよりは

痛くはないでしょうが、

それでも最近は、多少の本気が出るのか

マイケルのスーパー猫パンチを食らうと、

ハナは、バタン!と倒れるほどです。

 

 

徐々にではありますが、

教育の仕方が変わってきました。

 

 

日々、ハナは進歩しています。

子犬が大きくなるのは本当にあっという間。

眠れぬ日々も、散らかる床も、

何も口に入れられないよう、

神経をピリピリさせて、

ハナを視界から見えなくさせないように、

必死になっているのは今だけです。

 

 

こんなに、ハナに手をかけ時間をかけ、

目をかけてあげていますとね、

考えてもしょうがないことを

今更ながら思い出して、胸が

チクチク痛みます。

 

 

それは、モモを2ヶ月で家に迎えた時に、

こんなに手をかけてやれなかったこと、

ゲージにも入れず、そのまま

お留守番をさせていたこと(危険です)、

お金がなくて、安いフードしか

食べさせてあげられなかったこと、

寂しい思いをさせたこと・・・

どれも胸が痛みます。

 

 

出張の時は、モモは実家に預けることが

できましたが、ハナはペットホテルなどに

預けることを習慣にします。

赤ちゃんの時からその環境に慣れることや

プロたちがケアしてくれることなど、

安心材料が多いからです。

 

 

 

「じぃぃぃぃ〜」

「みえないふり、みえないふり

 ボクは何もみえましぇん 汗」

 

 

 

そして何よりもハナは度胸あるのです。

掃除機も、ドライヤーも、車の音も、

病院で他のワンニャン見ても、

物ともせず、ただ静かにこの画像のように、

「じぃぃぃぃーー」と見てるだけです。

 

 

車移動の時は、キャリーバックの中で

すぐに寝ます。今でも、2時間くらい、

車の中で一人お留守番させても鳴きません。

 

 

 

「お兄たん、何かムッとちてまちが?」

 

 

 

腸がねじれるくらい可愛い顔でして、

イライラすることがあっても、

この顔で見つめられると、

「ふにゃ」ってなってしまいます。

 

 

ま、マイケルはそんな心境じゃないでしょうが。

しかし、やっぱり神がかっているのですが、

すべてをわかっていまして、

マイケルには「ごめんね。迷惑かけて、

今だけだから耐えてね」といつも言うのですが、

悟った顔して、「ボクは大丈夫」と

言わんばかりの顔をしています。

 

 

しかし、マイケルって表情豊か。

人間を見ているかのようです。

 

 

 

「ねーねー」

「ニャンだよ」