私の観察したところによると、

全くの主観的な見方ではありますが、

生き方が美しい人は、全体が美しく感じます、

というか美しく見えます。総合的に見て美しい。





それは顔の造形が、どーだのこーだのではなくて、

ボディラインがどーのこーのでもなく、

生き方が美しいと、オーラが輝き、そして、

一つ一つのパーツの美しさというよりも、

全体像が美しく見える。





生き方が美しい人というのは、

ありのまま過ぎず、かといって、頑張り過ぎず、

程よくストイックでありながらも、抜け感もちゃんとあって、

そして、生き方に美しさがあるわけですので、

自身をわきまえていたり、自身をコントロールもでき、

汚いものに蓋をするでもなく、かと言って、

自分の内側をオープンにし過ぎでもなく、

毒を吐くことがあったとしても人を傷つけない。

そんな、めちゃくちゃ伝えにくく、伝わりにくいのですが、

そんな人を私は、美しいな~と、思うのです。

ダラダラ長々と説明しちゃった・・・(笑)





顔の造形でないのは確か。

もちろん、お顔の比率が黄金律に収まっていて、

美しい人は、黙っていれば目の保養になりますが

人間ですから、話もするし、動きもするしで、

その造形的な美しさだけが見られることはありません。





顔が美しいのに、美しく見えない人、

40年以上も生きていると、見たことあるでしょ?

いくら作りが美人でも心は、顔に刻まれていくものだから。





悪口、不平不満ばかり言っている顔が

どんなかも40年も生きているとわかりますよね。





女性の透明感って、どうやって出るのだろう?と

今ふと思いましたが、私の周りの人々の

透明感ある美しき人たちは、本当に本当に心が綺麗。

それゆえに、笑顔が綺麗。瞳が澄んでいる。





口元には、その人の思惑が現れて、

瞳の奥には心が、顔全体には、性格が、

背中には生き方が、眉と目には意志が・・・






野望や欲望を持つと、

美しくなくなるよ、という意味ではありません。

ストイックに努力しながらもそうやって

行動し続けるそうした女性もまた美しいのです。

それは、アスリートが別に化粧しなくても

ファッショナブルにしていなくても、美しいのと同じです。





生き方を美しくする、ってどう表現したらいいのか

わからないのですが、やはり、清く正しく美しく・・・

そんな風にでありたいと思う、

40代最後の年を迎えて思う私なのでした。





顔の造形やら姿形やらは、大きく変えることが

できないかもしれませんが、生き方は誰にでも変えられます。





そして、そこから発する、美しさというのは、

外見的なものとは違い、朽ちることのない本物の美しさ。

幾つになっても、「美しく」見えるのが、

生き方が美しい人なのでした。

では、また明日。