公園での散歩レッスンでは興味あるものがいっぱいで、落ちている物の確認作業もしますが
飼い主さんがいちいち干渉しないとどうなるか?を
リードのない状態で確認してもらいました。
初めてのワンコライフなので、分からない事だらけだったママさんも段々とモコの動きや
気持ちの変化に気づけてきているようで、余裕も見えてきました。
初めて外でリードを外すから、どこかに行ってしまうのではないか?名前の反応なんて出来ない
んじゃないか?と不安だったママさんですが。
信用しましょモコのこと。今までのレッスン。同じことするだけとゆーことでモコの名前を呼ぶ
タイミングや動きを邪魔しないことでこんなに自然に一緒に歩けること再確認です。
他犬に対してはまだ若犬らしく体当たりの遊びの誘いをしてしまうので、必ず人が介入して教え
ていく事もママさんの役目。葵とのフリーも自然な状態になりました。
この安心感が人の気持ちだけでなく、犬たちの気持ちも落ち着かせゆったりできる理想形。
大型犬と小型犬でも一緒に過ごせる空間。

これが、私が最初に感銘を受けたプーチーズの凄さ。
例えば、それはこんなリラックスを伝え合うことができる環境をこのこ達が感じているとゆーこと。
そこに必ず人の存在を感じさせている。

大型犬のパピーはハスキーのルディが一緒になってはしゃぎ、噛みつき遊びや寝ころび遊び、コ
ングの取り合い。全てを上手に教えてくれている。
このルディもここで、大人のわんずに色々教えて貰いながらご家庭でも様々な経験をさせて、
犬の楽しみを存分に与えてみえる。

ちなみに。パピーは上に乗っかってるバーニーズ。5か月。
こんな風に幸せな表情をたくさん見せて貰える場所にいるからこそ、忘れてはいけないと思うの
が、最後まで犬を飼うことに責任を持たない人々がいるということ。
名古屋市動物愛護センター
今年度から、愛護推進委員となって少しずつですが活動のお手伝いをする事が出てきました。
愛護センターでは、見学会も行われています。
日時、詳細
ぜひ、一度参加してみてください。
私も中々この現状を受け止める勇気がなく、どこか避けて通っていたところがあります。
でも、やはり『知る』ところからですね。
先日は、このセンターから里親になった方たちを招いての里帰り会のお手伝いをさせて貰い、
色々な飼い主さんとお話しする機会がありました。
当日のことをFBに載せると、友達からこんなメッセージが。
「今、飼っている〇〇ちゃんを看取ったら今度はここからワンコを迎えようね」と4歳の娘
と約束したよ!と。
この子が大人になった時に、犬を飼うことを考えたとき現状ががどう変わっているかは分からな
いけれど、『何も知らない』大人にはならない事ってとても大事だと思いました。
センターには子供連れで犬を連れてくる人もいるんです。
これが現実。持ち込み理由にも愕然としてしまいます。
私はプーチーズに来て、こういった話をするだけで終わらずに行動に移してるトレーナーと出会
えた事がとても有難く思えます。特別なことをしているわけではなく出来ることだからする。
身内や知り合いが犬を飼いたいと思った時に、里親になる道を一つの選択にして貰えるように声
をかける事も、ちゃんと犬の事を考えたブリーダーを探すことや環境を見させても
らえる所から迎えることも手軽に空輸で送って貰うなんてどれだけ危険なことかということも。
ちゃんと伝え知って貰い、本物の犬好きさんになって欲しい。
それは、直に飼い主さん達と接する私たちトレーナーからどんどん伝えていくべきことなんだと
思います。
里帰り会の犬たちはどんな環境にいたかも分からないこも沢山います。
それでも。『今』とても幸せそうでした。