身から出た錆 | ウィッツ青山学園高等学校 ★教員ブログ★

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教職員が日替わりで学校の様子をお伝えします。

こんばんは!わっきーです。


ようやく梅雨が明けた思いきや、ここ数日は湿気が多く学校はむしむししています(特に職員室)。



湿気といえば黴を発生させる憎たらしい存在ですね。

先日久しぶりに竹刀で素振りをしようと思い、竹刀袋を開けると黴ておりました。

竹刀はもちろん竹でできていますから、環境の変化に弱いのです。

冬は乾燥して脆くなってしまいます。日頃から手入れをしなければなりませんね。

黴ではありませんが、竹刀と同じように刀も小まめに手入れをしなければ錆てしまうものだったようです。

刀は錆びてしまえば使えなくなります。いざというとき使い物にならなけらば自分が斬られて死んでしまいます。ですから、武士は刀の手入れに余念がなかったことでしょう。

この刀の性質が転じて「身から出た錆」という言葉ができました。意味は自分の行いが原因で

災いにあうことです。


私たちの住む社会は、武力社会ではありませんから生きるのに刀は要りません。

しかし、私たちの社会には私たちの社会に則した武器が必要でしょう。


それは人それぞれ違いますが、各自が日頃からその武器(技術)を磨かなければいけません。

怠れば自分の足元をすくわれてしまいますからね。

「日頃の努力」、「継続は力なり」ということでしょうね。



さて、生徒の日頃の頑張りを出す期末考査も明日で終わりです。

最後の追い込み頑張ってくださいね。

それではまた(^∇^)