時々、お客様に、


あなたは夢を叶えたのね、

と褒めていただいてくすぐったい。

パン屋になりたいと思ってなったのは本当だし、売れなかったり失敗したり寝不足だったりバタバタしてるけどでも、

超気楽。

私はひとりで黙々作業するのがすきなので、丑三つ時から夜明けまで、好きな音楽やラジオやYouTubeで気分をアゲながら作業していると楽しい。ひとりは気楽なんです。

パン屋になるのが夢だったというより、


子どもの頃はどこにいても楽しくないし、何をやってもうまくいかないと思っていて、

何をしても楽しく、気楽で、


家族に怒られたり家族の怒鳴り合いを聞いたり(というと凄まじいがうちは祖父が難聴の上血の気が多かったので、すぐ怒鳴り合いに発展しがちだった)、何一つとして話の合わない家族はもういない。

息子も私も互いに何をやっていても、うるさく干渉しない。お互い好きなことをやっていて、それでも一緒にいれば落ち着く。

うちの中に嫌いな人が一人もいないってなんて清々しいんだろう!


この感覚がわからない人はしあわせなので、しあわせを維持するよう願っております。

しあわせって、楽に呼吸できること、静かで明るい場所にいること。


私の夢は叶った気がします。