おはようございます。
月曜日に写真同好会例会でアイーナに行ったので、5Fのスフィンクスに会ってきました。ライティングが良くなったようで綺麗に見えてうれしい。

(天候のせいかもしれないし、未確認情報です!)


人間の彫刻ってたぶん自立させることが多いせいか、背筋が伸びている作品が多い、というより背筋が丸まっている彫刻ってあんまりないですよね。人物像ですよあくまで。猫の彫刻が背筋をピンと伸ばしていたらおかしいし。

若い頃は腹筋が弱いせいでむだに反り返ったイカみたいだった私ですが、ハタチ過ぎから姿勢がよいと褒められるようになり現在にいたる。たぶん少し腹筋がついてバランスが良くなったのだと思われます。

舟越桂さんのスフィンクスは不思議なペタンとした革製の耳のスフィンクスが思い浮かぶのですが、このスフィンクスは羊の耳(というか角)のような耳を風に戦がせ、遠くの国同士の争いを静観しているようです。湾岸戦争のニュースがテレビの画面で流れていた頃、か、湾岸戦争が終わった頃制作された作品だったと思います。

湾岸戦争も平成だったなあと。

彫刻は絵画より機動性があるというか、野外に置かれた彫刻も多いのですが、その分、時代を見ているものの性格を与えられている気がします。勝手な思い込みです(笑)!


では平成も残りすくない今日此の頃、
よい一日を♪