思えば2012年の1月に出会って以来、これほど実用としても役に立ったエッセイコミックがありましょうか。
あるな各ジャンルで(笑)。
でもまあ、私にとってマラソンの教科書はこの「マラソン1年生」「マラソン2年生」、そして最新刊「まんぷくローカルマラソン旅」です。
ところでもともと私はたかぎさんの旅グルメ本もすきだったのですが、
ふと気づいたらですね、
「ローカルで温泉ひとりたび」(2010年4月刊行 「リラックスじゃらん」2008年8月号~2009年10月号 プラス書き下ろし)
「マラソン1年生」(2008年4月から運動不足のたかぎさんがマラソンをはじめ、12/14のホノルルマラソン完走、友達ののりこさんの東京マラソン2009を応援して再び走り出すまで)
「愛しのローカルごはん旅もう一杯」
(2011年7月刊行 「リラックスじゃらん」2009年11月~2010年7月号
高知編/滋賀編 WEBコミックエッセイ劇場 2011年4月~5月 プラス書き下ろし)
「マラソン2年生」
(2009年4/19の志摩ロードパーティから2010年3/7のヨロンマラソンでサブ5達成まで)
と、マラソン遠征と旅コミックエッセイを交互にやっていたのですなあ。
「まんぷくローカルマラソン旅」ではそのふたつを弁証法的に融合させたわけで、マラソン旅の密度が高まります。
「ローカルごはん旅」の足元アイコンが「まんぷくローカルマラソン旅」にも!
そして「マラソン1年生」では口を閉じて走っていたたかぎさんが、2年生からは大きく口を開けているのは、
マラソン旅が観光もグルメも温泉も積極的に取り入れる豊かで欲ばりな旅になってきたから?
自分のやる気がでないときはたかぎさんの本を読み、
たかぎさんも6日連続で走りにいけない、と焦ったり、
ランニングウェアのまま走りに行かなかった一日って、あるよなあ、
と思ったりして、
最後に、
でもたかぎさんは山登りをしたり、トレランの講習を受けたり、たった3年でフルのタイムを大幅に縮めたんだぞ、
と発奮材料にするわけです(笑)。
いろいろ楽しめば楽しむほどタイムが縮んでいくみたい。
三度目のフル、大阪マラソンは2011年10月30日ですが、
10月9日 松島マラソン 10km
10月18日 伊平屋ムーンライトマラソン ハーフ
と立て続けにしかも遠方まで遠征して大阪マラソン。
どんだけパワフルなんだろう?
初期の作品を最近読んだのですが、
運動と旅は作風もダイナミックに変えるのかも、と思ってしまいました。
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