みゆきさんの名曲のひとつに、
「夏土産」というのがあり、夏が終わって届けられたのは、友達からの夏土産と、偶然写っていた彼氏の浮気現場だった、
というしょっぱい物語なんですが、
夏土産、っていい言葉じゃないですか。冬土産も秋土産も春土産もイマイチすぎるんですが、
夏土産には夏の終わりの寂寥感と夏のはしゃいだ時間が入り混じった感じがあります
海から持ち帰った貝殻とか、その時は楽しかったのに、旅から戻って貝殻を眺めるとなにかさみしい、みたいな。
春土産。
ぜんっぜん、俳諧味もないんだけどいちおうね。
…玄関で古新聞古雑誌の整理に精を出していたら、
宅急便屋さんがホテルから送った衣類と本、その他あわせて3つと、鹿児島中央駅のお土産屋さんからの箱と、霧島アートの森からの、
5つの荷物を持ってきてくれました!
手前の2つを整理して段ボールをたたんでさあこっちだ。
リュックの中身は洗濯物なので洗濯機へ直行。
前にたかぎなおこさんの旅の本で、旅の最終日は荷物を宅急便で送り出して身軽になって観光~♪はよかったけれど、
その衣類に部屋の鍵が入っていて、真っ青という話がありました。
(お姉さんに合鍵を渡していたのでことなきをえたもよう)
じつは盛岡の我が家を出た時はまだ雪がちらつくくらいだったので、ダウンの上着に家の鍵を入れていたんですよ。
そのエピソードを思い出したおかげで、鍵はちゃんと取り出せました。本を読むって、地味に役に立ちますね。
コカコーラの箱の中身は箱根えゔぁ屋さんで買ったお土産がほとんど。ここでも送って欲しかったのですが、それはやっていないということだったので、
いいや、他の荷物と一緒に送っちゃうもんね、と。
さつまあげの西郷さんマークの段ボールの中身は、
なぜかお菓子がいっぱい(笑)。
鹿児島中央駅の揚立屋さん、さつまあげがおいしかったのはもちろんですが、
ここのお店の人がいいひとで、
「もし他にもお土産を送られるんでしたら、まとめてお送りしますよ」
と言ってくれたんです。
肝心のさつま揚げセットはこのとおりで、他店のお菓子の方が多いのにもかかわらず。
おかげでお土産の箱が壊れたりせず、いい状態です。
ちなみにこちらは愛知県美術館で買った、
黄金の騎士カレー。
言わずと知れた愛知県美術館の箱入り娘(娘でいいのか?)、
グスタフ・クリムトの「人生は戦いなり」にちなんだオリジナルカレーですが、
ひとにもあげたくて3つ買ったのに、箱の角が潰れておる。じゃじゃじゃ!
箱根湯本えゔぁ屋のエヴァンゲリオン蒲鉾がいちばん消費期限が短くて4日まで、
つぎが揚立屋さんのさつま揚げセッで5日まで、
いったい鹿児島中央駅のお土産屋さんのお菓子は賞味期限がけっこう短めのものが多いのですが、
どうしてもこれはたべてもらいたい、と思うと、それはそれで緊張感があっていいです。
実家の父やご近所さんや友達にお早めにどうぞ、
と会ってお渡しするのもいいことじゃ。
(ってまずは荷物の整理がおわってからですが)
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