
ランダムな感想になります。
私のタイムは1時間32秒。
後半からですがデジタルの腕時計(ラップタイムとか測れるものではないです)で1kmごとの時間を確認しながら走っていたら、
1km6分のペースでした。
私は自分の運動能力については過小評価しがちで、もっとバラバラのペースになるかと思っていたのですが、ペースも一定だし、歩かないし、最後の500mでは加速できたし、
(ターゲットを抜こうとがんばったわけです)
自分でいうのもなんですが、
コーチもなく、チームもなく、ひとりで考えてやってきたわりには
私って、効率のいいトレーニングをしてきたんじゃない?
なんて思ってしまいました。
部活でも走らせるところには絶対はいらん!と思ってたしな~。
走る=苦しい
と思ってたんですよ。
確かに苦しい時もあったんだけど、
速そうなひとたちも、サポーターを巻いていたり、さらにハイテクというか、見たこともない高度な医療テープ(かな?)をつけていたり、
片脚をかばうような走りだったり、
苦しいのは自分だけじゃない、と思うと走り続けられました。
沿道からの声援や給水がありがたかった。
たかぎなおこさんのマラソン・コミックエッセイで給水のあと、ゴミ箱が近くにあるのに紙コップを道路にポイ捨てするおじさんにムッとして絶対追い抜く、と、闘志を燃やす場面があり、
紙コップはゴミ袋に捨てようと思っていましたが、
これが思いのほかむずかしくすぐにあきらめました(笑)。
給水はつめたい水とアミノバリューがあって、やっぱり水の方が喉が乾かないなあと思ったのですが、たまに気分転換にアミノバリューにしたり(笑)。
給水がなかったら、ペットボトルに水を入れて走るんでしょうが、
ちゃぽちゃぽ音が気になるんだこれが(笑)。
給水場とボランティアさん、沿道の応援にはほんとうに励まされました。

青森ベイブリッジ開通記念からのマラソン大会なので、折り返しはベイブリッジです。
車でなら数十回は通り抜けている坂が、走るとこんなにいつまでもおり返せないのかと、
折り返しを戻ってくるランナーとすれ違いながらすこし苦しかった。
いちばん歩きたい誘惑にかられたのは5km地点ですねー。
給水が見えてきた時、よし、あそこまでがんばろう、と思いました。
給水して、折り返しをすぎて、今度は坂を下りはじめて6kmの地点からは
気持ちが楽になり。
でも給水ポイントはもう少し欲しかった…って自分で水を持参すればってことかもしれませんが。
マラソンランナーが給水ポイントでミスして失速したというニュースを前に聞いたことがあって、
給水ぐらいで?と思っていましたが、
自分で10kmとはいえ走ってみたら、給水だいじ!の気持ちになりました。
なんでも自分で体験してみないとダメだなあ。
私はほんとに自分の運動能力に自信がなかったので、タイムごとのスタート地点ではいちばん後ろの方にしたんですが、
後ろからずんずん抜いていくのって、楽しいですなあ(笑)。
大食いではそんな経験がほとんどなかったので、
ああ、抜くのが得意なひとってこういう気分なんだ!と分かった気がします。
また、子供の頃はビリで走りはじめてビリで終わる、だったので、抜かれることもないが、抜き返すこともなかった。
抜いた選手に抜かれるのは悔しいし、あのひとを抜こうと思って走って行って、
ターゲットを抜くのはすんごく楽しい。
みるからに大会慣れしている感じの若い(といっても私よりは、なので30代じゃないかな)女性選手たちを抜いた時は、
あれっ?
と拍子抜けするくらい。
たしかこのひとたち、50分以内の位置にいたような?
自分とおなじくらい後ろにいた、でもみるからに強そうなおじさん(1枚目の写真の左の男性)が思っていたとおりどんどん前に行って、
折り返し地点ではいちはやく戻ってきたのを見た時は、
ほーら、思ったとおり!
となにが自慢なんだかうれしかった(笑)。競馬のレース予想か?
でもべつにトップランナーとかじゃないです。速い方、くらいかもしれない。
速いひとは私の全力疾走なみのペースですから(笑)。私はスピードは1km6分以上にはならないかもな~と思いました。
でも、1km6分ペースで10kmを事故なく、
特に膝を痛めることなく走れたのはうれしい。
きょうからまた、ハーフを完走できる体をつくって行こうと思います。
そして、なぜかマラソン大会後にかえって増量してしまったので(なんで?と私が知りたい)、
体重ももう少し落として膝への負担を減らしたい。筋トレももっと定期的にちゃんとやろうかなあ。
では、
第二章に向かって走りはじめます!