「自家製天然酵母パン工房 パオ の天然酵母パン
酵母を育てて焼いてみよう!
レーズン酵母と国産小麦の豊かな味わい」
書名・サブタイトルの区分けが難しいのと、
酵母が4回登場するタイトル。くどいぞ(笑)。
初版は平成13年、10年前ですからいまほど
天然酵母、自家製酵母は知られていなかった…のかな?
本にもパンにも関係がないけれど、
パオの店主でこの本の著者である林 耕生さんって
酵母づくりに似合う名前だなあ…自然から生まれる命というか、
育むイメージのある名前ですよね。
ずーっとおなじ本のレシピでレーズン酵母種で自家製天然酵母元種を
作っていましたが、さすがに秋田県。
ということで、今回はこちらの本の天然酵母づくりを参考に、
あらたな元種を作成中。
かなり前に仕込んだレーズン酵母リキッドがあったのですが、蓋をあけたら
プシュッ!!という元気なお返事があったので、それを使用することに。
私ももう何百キロもパンをやいてきたので、
わかってきたことがあります。
発酵はある程度の生地量があった方が断然、うまくいくってこと。
というわけで、一瓶つくったレーズンリキッドがあっという間に残部僅少になってしまったのでした。
冬季ですからもちろん、大慌てで2本分仕込みました。
きっと今回はあぶくたったにえたった状態まで時間がかかると思われるので早めに用意したわけ。
あー、なんかだんだんやる気が出てきた気がするよ。
あした焼くためのパン生地も、2次発酵中の山食も発泡スチロールの中ですが、
パオ式自家製天然酵母元種Aも発泡スチロールの中です。
発酵器を買わなくてもいいんじゃね?って感じです。
この本を借りてきたのは、パンの顔がおいしそうにみえたから。
パオの名前は本を借りてから知ったのですが、
新松戸駅から徒歩10分って…あれ?
夏に山口からの帰り道に、こういう機会でもなければなかなか来られないから、
とツオップに行ったんですが、新松戸駅近くのホテルに泊まって早朝ツオップを目指したんでした。
ツオップはお隣の駅ですが、
うーん、知っていたら絶対パオのパンもたべたかったよー。
次があるさ(←あるといいね!と暖かい目で見守ってやってください)。

