そうじは私の中で優先順位の下位の方に位置するので、
早い話が後回しになりがちだ。
そうじをしようかなと思ってホーキとちりとりを取りにいく、
そのわずか数歩のあいだに気が変わる。
ん?
なんか折り紙やりたーい!
とか、
お、きょうは全粒粉種を起こさねば
とか、
そうじより先に洗濯しないとなー
とか、
サラダがたべたい
とか、
コーヒー淹れなきゃ
とか、
とにかく掃除以外のことならなんでもやりたくなる(笑)。
私のなかでそうじは学生時代いっくらやっても全然わからなかった
地理とおなじグループですよ。
片づけることも、床を掃いたり、拭いたりすることも、きらいじゃないんです。
むしろ体を動かしてなにかをするのは大好きなんですよ。
なのにね。
なーんか掃除のコツというか、世界観が入っていないというか。
地理もなにをどうやればいいのかまったくわからなくて、
地図と地名を覚えるのも複雑すぎておろおろするのに、そこに工業とか産物とか
気候とかがくるでしょ。
なにをどうやればいいのか、なにから手を付ければ効率的なのか、
さっぱわややん、というのが地理とそうじ。
付け加えるなら社交というか、雑談。
保育園ではなかったが、幼稚園から立ち話をしているお母さんたちがすんごい苦手。
あれってなにを話しているわけなんでしょうか。
小学校でもよくみかける。
話があるんならとっとと喫茶店にでも行ってしゃべれ!
てかそんなに大事な用事ならむしろPTA会議室に行ってやれ!
といいたい。でも言えないけど。
というように、要領をえないたとえではあるが、
私はそうじをまえにするとただおろおろするので、
そのおろおろする時間がもったいなーという気持ちになり、
そうじ以外のことに行っちゃうわけだ。
洗濯とか食器洗いとかも掃除のうち?いや、これらは
やるべきことが明確だから、そうじからの撤退の言い訳作業として
最適なのよ。
そうじは苦手だけど、
捨てるのは大丈夫。
今朝は、
ゴミ袋4つ、
レジ袋3つのゴミをだしました。
着ない服を捨てるのはへーき。
和ダンスもまえの方がおいて行ってくれたんですが、
2段分ですべてがはいるもんね。下着、靴下、夏物冬物。
しかし、
そんなに捨てまくってもなおかつ、雑雑としてしまうあたりに
掃除が苦手だという私の苦悩があるのだった。チーン。