吉野辰海 「水犬」。
ですが、私が即座に連想したのはあれだ、
イタリアの有名ブランドの、
…トラサルディ。似てませんか(笑)。
うつくしいなあ、と思ってしみじみみていたら、
奥のほうに、
「蛇に注意」みたいなパネルが貼ってありました。
…彫刻をよりひきたてるための洒落ですか?それとも
ほんとうに蛇がでるんですかこの美術館…。
カラスと踊る兎~じゃないです。
立ち上がった巨大な兎の彫刻は独立してあるのですが、
カラスの彫刻からある角度でみると、ふたりが絡み合っているみたいに
見えるという、錯覚の遊び。
錯覚の遊びと言えば、おおきく弧を描いたミラー加工の建物に、
彫刻や建物が映って、またそれがよりいっそう、御伽の国のよう…。
御伽の国への入り口ですが、鏡がうまく使われていて、
だまし絵のようです。
宮城県立美術館にきたら、アリスの庭もぜひごらんください、
というおススメでした♪
雨だったので、思う存分写真も撮れて(つまり他の人たちは
雨に濡れたくないので庭に出てこない)、満足の私だった。





