学ぶ人は迫害される会社。 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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きょう、シフトが一緒だった同僚とパートの時数がどんどこ

減らされていることについて、かけもちの話をしたあと、



「じつはいまの仕事に関係ないかもしれないけど、


今度日曜日に資格試験に行ってくるんです」


と話したら、



「あらー、なんていう資格?」


「食生活アドバイザー…でも調理師ほど立派な資格じゃないし」


と、私もなんとなく、おそるおそる、という感じで話したんですが、


同僚は私も勉強しようかな、という感じで、すごく好意的に受け止めてくれて、


えらくホッとしました。彼女がいいひとだということは分かっていても、

それでも資格をとるとか、勉強しているということは、


ひとに話すのがコワイわけだ。



それはたぶん、後遺症ですねー。




昔いた会社はいろいろひどかった。


上司が部下が知識欲をもったり、勉強したりすることを

忌み嫌う人だったんです。そんなバカな、部下が商品知識を深めようとしたら、

それは業績アップにもつながるんだし、



というのはふつーの会社にいた人の見解です。



私がいた会社は、というか、会社はともかく、支店は異常でした。

(しかし当時は異常にどっぷり漬かっていたので、それにすら気付かなかった…


DVの被害者みたいなもんです)



本社が取れ取れ、資格手当を出すぞ出すぞ、と勧めている販売士2級をとろうとした時、


1ヶ月も前から、休みをください、と申し出て、いいよ、ということになっていたのにも

関わらず、いざシフトが発表されたら休めなくなっていて、



「あの、休みの希望を出していたんですが…」

と行ったら、烈火のごとく怒鳴られまくりで、ボー然、というのをやって、



休み時間にテキストを広げているだけで、皮肉を言われることも始終。



それでも半年後になんとか受験したら合格したんです。見て見ぬふりだった同僚が、

菅原さん(当時は旧姓だったわけだが)だったら、半年まえにも合格してたよ。


もったいなかったね、と言ってくれましたが、


信じられないことに、上司の奥さんが今度はおなじ資格を目指す、とかいって、

就業時間のひまな時間帯にどーどーとテキストをひろげだしてむかっ



でもそうたやすく取れる資格でもなかったし、私は3級から受けていたので2級も

すんなり取れたんだけど、いきなりじゃあなあ。



なにかを知りたいとか学びたいとかいうことは、馬鹿にされたり、訝しがられたり、

はては迫害されたりする、異常な会社でした。




そんな会社に、8年いましたから、



本を読んだり、勉強したり、好奇心をもったりすることは、


迫害されることだ、という強迫観念があったんですが、



あら。



やっぱりあの会社が異常だったのね。牛海綿状脳症だったのね。

特別危険部位な会社だったんだわ(思わず食アド重要用語が…)




きょうまた、なかなかはがれなかった古い鱗がぽろっと落ちて、

視界がさらにクリアーになったきがします。




(だからって食アドの勉強がクリアというわけにはいかないんだが)