ここに無事おやすみなさい、と、打てることに感謝しています。
ああ、こんなに長い病気は久しぶりです。
菅たん歴的に、中1以来だよ…
ちなみに中1の時に何があったかというと、
風疹の流行です。入学式の前日に風疹だ!とわかって、
10日くらい出場停止処分、じゃなくて出席停止。
たしか、10日間欠席しなきゃならないきまりだったような…
熱はあるんだけど、布団の中で新しい教科書を眺めたり、
図画がすきだったので、手鏡にうつした自分の顔を鉛筆で
デッサンしたり(あくまで好きだっただけであって、評価はつねに
がんばりましょうだった事実)、そんな感じでした。
あの時も、世の中から取り残されている感があったなあ。
せめて好きな数学だけは遅れたくない、とか思って一生懸命
勉強していったら、「集合」はとばして「数と数の計算」みたいな
ところからだったんで、がっくりだった。
いまでも集合のベン図で物事を考えようとするところがあるけど、
たぶん、この病気の間にノートに書いて覚えた賜物でしょう…しかし、
あれくらい空しい瞬間ってなかったわ。どうして教科書の順序どおり
進んでくれなかったのかしら。
二十代になって、『寺田虎彦随筆集』を読んだら、寺田虎彦も病気の時、
手鏡にうつした自分の顔を鉛筆でデッサンしていて、なかまだーとうれしかった。
案外みんなやっているんじゃないの、まで思った。
インドの山奥でんでんでんろく豆、ちょっと気になるので、元気になったら、
図書館の民族学・風俗あたりのコーナーをちょっと探してみようかと思います。
あるといいなあ。
では明日も無事お会いできますように。
今日もご覧下さってありがとうございます。