バイトして、部活手伝って、友達と遊んで。
その延長線上に、女性との関係もあって。
あのあとすぐに、服を返したいと連絡したけれど。
スビンさんのLINEには既読がつかず。
心配になって、教会に行ってみた。
でも、さすがにスビンさんを訪ね歩くような真似は、できなくて。
夏の終わり、あれから10日ほどでようやく既読がついて。
あ、と思った瞬間、電話がかかってきた。
「もしもし?」
「今、大丈夫ですか?」
「・・・はい。どうかしたん、ですか?」
聞けば、スマホが壊れ。
仕事が立て込んで修理も交換もできないままだったらしい。
心配で、何度も連絡した自分が恥ずかしくなった。
たかが10日程度、待てずに。
スビンさんは笑いながら言った。
「うれしかったです。心配していただいて」
艶っぽい声に、思わず。
生唾を飲み込む。
今から、来ませんか。スビンさんの言葉に。
はい、と返事していた。昼を少し回ったところ、チャンミンさんは仕事。
服を返すだけだと、自分に言い聞かせながら。

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