TEACCHプログラムについて | ウィズしもつまブログ

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茨城県下妻市にあります児童発達支援・放課後等デイサービス事業所のウィズしもつまです。
身体不自由教育の特別支援学校に通われているお子様が多く利用されている事業所になります。
お気軽にお問い合わせください。

す今回はウィズしもつまで行っている支援に対する考え方としてTEACCHプログラムというものを少し紹介致します。

 

多くの児童発達支援や放課後等デイサービス事業所様でTEACCHプログラムを取り上げていることを謳っておりますのでもしかしたら名前だけでもご存じの方はいらっしゃるかと思います。

 

一般的にも構造化=TEACCHという風に認識されていますが、TEACCHプログラムに基づいた支援方法はそれだけではございません。

 

まずTEACCHプログラムとは

Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped CHildren」

(自閉スペクトラム症(略:ASD)及び、それに準ずるコミュニケーション課題を抱える子ども向けのケアと教育)の略であり、アメリカのノースカロライナ州で行われているプログラムが基盤となっております。

 

ちょっと難しい話になりますが、以下のことをTEACCHプログラムの原理としています。

 

1.理論ではなく、観察からASDの特性を理解する。

2.親や専門家との協力が必要。

3.治療ではなく、自分らしく地域の中で生きていけることがゴールである。

4.個別に正確な評価を行う。

5.構造化された指導法を利用する。

6.認知理論と行動理論を重視する。

7.スキルを伸ばすと共に弱点を認める。

8.スペシャリストを超えて、ジェネラリスト(ASDの方に関わる人は、

ASDの方を取り巻くあらゆる問題に精通していなければならないという考え)であること。

9.生涯にわたり、地域に根差した生活を送る。

 

これらがTEACCHプログラムの原理であります。

 

さらにTEACCHプログラムの基本的方策として主にASDの方に対して、一般論に当てはめようとするのではなくASDの方と一般の方との間に存在する違いを認識しながらASDの方の権利を守り、尊厳を損なうことがないように、認知障がいの意味をよく理解した上でASDの方の知覚や思考の方法と一般社会で適応するために必要な機能との間のギャップを埋めていくこととしています。

 

少し難しい文章になってしまい申し訳ございません…汗

 

要は相手の気持ちに立って寄り添っていくことがどれだけ必要かということであり、構造化はそういった視点の一つな訳です。

 

ウィズしもつまでは、肢体不自由のお子様が中心とさせていただいておりますが、ASDのお子様も利用されており、TEACCHプログラムに基づいた構造化の支援もさせていただいております。(勿論、肢体不自由のお子様にも構造化は効果的な一面がございます)

 

ただしTEACCHプログラムの原理でもあるように、一番大切なのは、各々のお子様の認知特性を理解し、それに基づいて個に合わせて支援をさせていただくことだと私は思っています。

 

現在有難いことに利用児童・生徒様の利用の空きはあまりございませんが、見学や体験、相談は変わらず承っております。

 

またお子様の人数が増えたことに伴い、職員さんの募集もしておりますので、併せてお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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