まだ開演まで少し時間がありましたから
もうひとつ広島で行ってみたかったチェックポイント、
世界平和記念聖堂に行きました。
1954年8月6日に完成したそう。
原子爆弾の犠牲になられた方々の追憶と慰霊と平和を願って建てられました。
設計は神父の熱意に感動し情熱を傾けた村野藤吾氏。
あの日生劇場の村野です。
戦後の村野藤吾の原点となる作品として重要とのことで
鉄筋コンクリート造またレンガの壁面装飾の感じは村野藤吾の作品
というのが頷けるような作りでした。
1981年2月25日、教皇ヨハネパウロ2世は広島を訪れ、
全世界に向けて平和の祈りを捧げました。
戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。
聖堂内のキリストは像ではなく絵画によって表現されていました。
十字架にかけられたキリストの姿ではありませんでした。
キリストにを遮るように降り注ぐ一筋の光は
平和の祈りのようにも見えますし原子爆弾の刃のようにも見えました。
宗教を越えて国を越えて平和を願っていく必要があると思います。
教会の花壇には綺麗なお花が咲いていました。ネモフィラでしょうか。
以上、このあと熱狂の星組公演を観劇しました。